温室効果ガス排出量のリアルタイムな「見える化」に関するモデル事業の募集について(お知らせ)
近年、エネルギーの消費に伴う温室効果ガスの発生状況等を即時的(リアルタイム)に情報提供する機能を持った商品やサービスが開発、販売される事例が徐々に見られるようになってきています。環境省では、このような商品、サービスが普及することによる温室効果ガスの排出削減効果を調査し、これらの普及を促進させるためのモデル事業を実施することとしました。
このモデル事業に応募をお考えの方は、公募要領に沿ってご応募ください。
1.モデル事業実施の背景
我が国の温室効果ガス排出量は、京都議定書に基づき基準年比−6%を求められているのに対して、2007年度の排出量(確定値)は基準年比+9.0%となっており、温室効果ガス排出削減対策は喫緊の課題となっています。
中でも、家庭部門、業務部門からの温室効果ガス排出量は基準年と比較して大幅に増加しており、今後の対策・施策の強化が必要です。また、長期的・継続的な排出削減を目指す観点から、具体的な行動の促進やライフスタイル、ビジネススタイルの変化につながる仕組みづくりが重要です。
その手法の一つとして、商品やサービスの温室効果ガス排出量を定量的に示す「見える化」のための算定・表示・活用方法の検討が様々な主体により行われているところであり、エネルギーの消費に伴う温室効果ガスの発生状況等をリアルタイムに情報提供することも有用であると考えられます。近年こうした商品、サービスが開発・販売される事例が徐々に見られるようになっているところであり、本事業においてはこれらの普及に向けたモデル事業を実施します。
2.事業内容
応募事業者には、自らが提供する商品やサービスについてリアルタイムな「見える化」に関するモデル事業を実施していただき、その効果を調査していただくとともに、同商品やサービスの普及方策に関する検討等を実施していただきます。
3.応募資格
民間企業、民間法人、特定非営利活動法人(NPO)、地方公共団体等
4.募集期間
平成21年8月24日(月)〜平成21年9月18日(金)
ただし、応募内容により一部募集期間が異なります。詳細については、添付の公募要領をご覧ください。
5.公募説明会
下記のとおり公募説明会を実施します。説明会では、本モデル事業の公募内容と対象となり得るリアルタイムな「見える化」に関する事例を説明させていただくとともに、応募を検討されている方からの質問を受け付け、回答させていただく予定です。
- 日時:
- 平成21年8月28日(金) 10時開始
- 場所:
- 株式会社三菱総合研究所 2階 セミナー室
〒100-8141 東京都千代田区大手町2−3−6
東京メトロ丸ノ内線大手町駅(A2出口)徒歩2分、
JR東京駅(丸の内北口出口)徒歩10分、JR神田駅(西口出口)徒歩8分 - ※
- 公募説明会への参加について、事前申込みは必要ありませんが、取材を希望される報道機関関係者の方は、株式会社三菱総合研究所発信のプレスリリースに添付されている取材申し込み用紙にてお申し込みください。
6.募集窓口
株式会社三菱総合研究所 環境・エネルギー研究本部 地球温暖化戦略研究グループ
担当:永村、馬場、葦津、中塚
TEL:03-3277-4595、FAX:03-3277-0512
電子メールアドレス:mieruka-mp@mri.co.jp
7.募集詳細
応募方法の詳細については、添付の公募要領及び株式会社三菱総合研究所のホームページ( http://rt-mieruka.mri.co.jp/ 8月24日公開予定)をご参照ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8355
課長:高橋 康夫(6770)
課長補佐:横井 三知貴(6759)
担当:水原 健介(6759)