報道発表資料

この記事を印刷
2009年05月26日
  • 地球環境

平成20年度の「COOL BIZ」の成果について

 平成20年度の「COOL BIZ」の実施成果をとりまとめましたのでお知らせします。
 昨年9月末に、チーム・マイナス6%が実施した「COOL BIZ」の実施状況に関するアンケート調査では、「COOL BIZ」の認知度は93.6%でした。また、「COOL BIZ」開始以来、冷房の設定温度を高く設定している企業は61.8%となっており、この割合をもとに推計したところ、二酸化炭素削減量は約172万トン-CO2(約385万世帯の1ヶ月分のCO2排出量に相当)となりました。
 なお、昨年、チーム・マイナス6%では、「COOL BIZ」のより一層の定着を図るため、商業施設や公共交通機関などのパブリックスペースにおける「COOL BIZ」の実施を推進してきたところであり、映画館、銀行及びビジネスホテルにおいて実施した「クールビズ体感調査」の結果をとりまとめましたので、併せてお知らせします。

1.「COOL BIZ」の成果

(1)調査の内容
[1]調査実施期間
平成20年9月26日~9月29日
[2]調査方法
WEB形式のアンケート調査
[3]調査対象
調査会社所有のインターネットパネル(全国で会員約10万人)から無作為抽出した男女1200名
(2)調査結果
[1]「COOL BIZ」の認知率(「COOL BIZ」を知っている人)
知っている 93.6% 知らない 6.4%
[2]1200名のうち、就業していると答えた580名(会社員・公務員・商工自営業者等)に対して、勤務先がエアコンの温度を高く設定しているか否かを質問し、「COOL BIZ」開始以降、冷房の設定温度を高めにしていると回答した者の割合
冷房を「COOL BIZ」推奨以降から高く設定 61.8%
(3)平成18年度からのCO2排出削減量について
年度 冷房を高く設定している割合 CO2排出量削減
H18 43.2% 126万トン-C02
H19 48.1% 140万トン-C02
H20 61.8% 172万トン-C02
*:
総合エネルギー統計のデータ等に基づき、H18年度、H19年度の「COOL BIZ」の成果を再推計し、推計方法を精査した結果。

2.銀行及び映画館における「クールビズ体感調査の結果」について

 新宿ピカデリーの「ゲゲゲの鬼太郎」上映館及び、南都銀行、瀬田アーバンホテルにおいて昨年実施した「クールビズ体感調査」について、別紙のとおり結果をとりまとめましたのでお知らせします。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
室長 染野 憲治(内:6725)
係長 松本 行央(内:6793)
担当 石川 博貴(内:6793)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。