平成21年5月12日
自然環境

(お知らせ)生物多様性民間参画ガイドライン案に関する意見募集(パブリックコメント)について

 環境省では、第3次生物多様性国家戦略の4つの基本戦略の1つである「生物多様性を社会に浸透させる」ための施策の1つとして、「生物多様性民間参画ガイドライン」の策定を進めてまいりました。
 今般、同ガイドライン案を取りまとめましたので、広く国民の皆様から御意見を伺うため、平成21年5月13日(水)から6月12日(金)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより意見募集(パブリックコメント)を行います。
 なお、6月3日(水)14:00より、環境省第1会議室において、本ガイドライン案に関する説明会を開催する予定です。

1.背景
 生物多様性国家戦略は、生物多様性条約に基づき、生物多様性の保全と持続可能な利用に関わる政府の施策を体系的に取りまとめ、その目標と取組の方向を示したものです。平成19年11月に策定された第3次生物多様性国家戦略では、企業が原材料調達や遺伝情報の活用等の様々な場面で生物多様性に影響を与え、恵みを受けていること、また、企業が、企業活動全般を通じて、生物多様性の保全と持続可能な利用を社会経済的な仕組みのに組み込んでいく上で、重要な役割を担っているという認識のもと、企業の自主的な活動の指針となる生物多様性企業活動ガイドラインの策定が示されました。
 これを受け、環境省では平成20年度に生物多様性企業活動ガイドライン検討会を設け、意見を聞きながらガイドラインの策定を進めてまいりましたが、この度、企業を始めとする事業者の活動指針となる「生物多様性民間参画ガイドライン(案)」を取りまとめましたので、広く国民の皆様から御意見を募集いたします。御意見は同ガイドラインの最終取りまとめに当たり、参考とさせていただく所存です。
2.意見募集(パブリックコメント)について
(1)意見募集対象
生物多様性民間参画ガイドライン案(別添2参照)
(2)募集期間
平成21年5月13日(水)〜6月12日(金)
(6月12日(金)必着で、下記(3)[7]の意見提出先までお送り願います。)
(3)意見の提出方法
 御意見は、郵送・ファックス・電子メールのいずれかの方法で、下記[7]の提出先まで御提出ください。 御意見の提出に当たっては、別添1意見提出様式、もしくは同様式を参考に、下記[1]〜[6]を記載ください。
[1]
氏名(企業・団体としての意見提出の場合は、企業・団体名、並びに担当部署名及び担当者名):
[2]
住所:
[3]
電話番号又はメールアドレス:
[4]
年齢(企業・団体の場合は不要):
[5]
性別(企業・団体の場合は不要):
[6]
該当箇所及び御意見:
[7]
意見提出先:
  • 郵送:
    〒100-8975 東京都千代田区霞が関1−2−2
    環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性地球戦略企画室
    ※封筒に「生物多様性民間参画ガイドライン案への意見」と明記ください。
  • ファックス:03-3591-3228
    ※番号はお間違えのないようお願いいたします。
  • 電子メール:NBSAP@env.go.jp
    ※件名に「民間参画ガイドライン案への意見」と明記ください。
    ※御意見は電子メールの本文に記載し送付ください。添付ファイルによる御意見の提出は御遠慮ください。
(4)「民間参画ガイドライン案」の閲覧又は入手の方法
 以下の方法で別添2と同じ「民間参画ガイドライン案」の閲覧、入手が可能です。
  • 環境省ホームページ(http://www.env.go.jp) のパブリックコメント欄(http://www.env.go.jp/info/iken/)を御参照ください。
  • 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室(分室)にて配布しております。
    (東京都千代田区霞が関1−2−2 中央合同庁舎5号館 26 階2603号室)
  • 郵送により入手を希望する場合は、返送先を宛名に明記し、390円切手を貼付した返信用封筒(角2型)を別の封筒に入れ、意見提出先まで送付ください。
(5)注意事項
[1]
御意見は、日本語で御提出ください。
[2]
電話での御意見は受け付けておりません。
[3]
御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめ御了承ください。
[4]
いただいた御意見については、意見提出者名、住所、電話番号、FAX番号及び電子メールアドレスを除き公開する場合があることを御承知おきください。
[5]
締切日までに到着しなかったもの、上記意見の提出方法に沿わない形で提出されたもの及び下記に該当する内容については無効といたします。
  • 個人や特定の団体を誹謗中傷するような内容
  • 個人や特定の団体の財産及びプライバシーを侵害する内容
  • 個人や特定の団体の著作権を侵害する内容
  • 法律に反する意見、公序良俗に反する行為及び犯罪的な行為に結びつく内容
  • 営業活動等営利を目的とした内容
(6)御参考
  • 民間参画ガイドライン作成の経緯及びスケジュールについては、別添資料(参考1・参考2)を御参照ください。
  • これまでの生物多様性企業活動ガイドライン検討会の経緯については、
    http://www.biodic.go.jp/biodiversity/)を御参照ください。
  • 第3次生物多様性国家戦略については、
    http://www.biodic.go.jp/nbsap.html)において概要、全文を掲載しておりますので、御参照ください。
    ※該当部分:第1部第4章第2節 基本戦略
    1.生物多様性を社会に浸透させる
      「企業の活動は、原材料の調達、遺伝情報の活用、土木建築などさまざまな場面で生物多様性に影響を与えたり、その恩恵を受けたりしています。また、企業の活動は、消費者の意識に支えられており、国民ひとりひとりの消費行動と密接なつながりがあります。このことから、企業が社会的責任(CSR)としてのさまざまな活動を含めた企業活動全般を通じて、生物多様性の保全と持続可能な利用を社会経済的な仕組みの中に組み込むことが重要です。企業による生物多様性に関する活動への参画を促すため、企業による活動の収集と情報発信、先進的な取組事例の紹介を行うとともに、それらも踏まえて企業による取組の指針となる生物多様性企業活動ガイドラインの作成を、経済団体や企業の参加を得て進めます。」
(7)添付資料
(8)その他
 本パブリックコメント期間中、民間参画ガイドライン案に関する説明会を以下の通り開催いたします。
 
○生物多様性民間参画ガイドライン案説明会
[1] 日時:平成21年6月3日(水)14:00〜16:00
[2] 場所:環境省第1会議室
(東京都千代田区霞が関1−2−2 中央合同庁舎5号館 22 階1号室)
[3] 参加方法:
 下記【1】〜【4】を電子メールにて、上記(3)[7]の意見提出先までお申し込みください(先着40名程度)。
【1】氏名(フリガナ):(複数参加の場合は代表者名)
【2】企業・団体名:
【3】電話番号:
【4】参加人数:(申し込み1件につき3名まで)
※件名に「民間参画ガイドライン案説明会参加希望」と明記ください。
※庁舎のセキュリティー管理上、入館の際には、本人確認のため顔写真付きの身分証明書(運転免許証等)が必要です。
[4] 申し込み期間:
平成21年5月12日(火)〜5月29日(金)

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8275
室長:徳丸 久衛(内線6480)
室長補佐:鈴木 渉(内線6838)
担当:廣澤 一(内線6979)

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