報道発表資料
1.事業の概要
熱中症による全国の死亡者については、約8割が65歳以上の高齢者であり、令和3年の東京23区のデータでは、8割以上が高齢者、約9割が屋内、そのうち、約9割がエアコン未使用でした。エアコン未使用のうち、約2割はエアコンが設置されておらず、熱中症予防のためにはエアコンの設置及び適切な利用(以下「エアコン設置等」という。)の促進が重要であり、特にエアコン設置等における初期費用が課題の一つとなっています。
このため、環境省では、サブスクリプション(定額利用サービス)方式を活用してエアコンを普及させるビジネスを確立するためのモデル事業を実施し、エアコンの設置に係る初期費用の低減を図る当該ビジネスを早期に実装させることにより、エアコン設置等の普及を促進し、もって、熱中症予防の一層の推進を図ることとしています。
本事業では、家庭用エアコン及び災害時の避難所として活用される体育館等の公共施設等における業務用エアコンを対象に、地方公共団体及び民間事業者等が連携してサブスクリプションビジネスを試行し、当該ビジネスの経済性や効果の検証を行うとともに、より効果的な熱中症予防方策の検討に資するデータ収集を行います。
2.公募期間
令和4年1月28日(金)~ 同年2月25日(金)17:00まで
3.対象等
対象
地方公共団体、民間事業者等の複数の事業者から構成される実施事業者
事業期間
事業開始日から令和5年2月末まで
4.実施方法・費用等
(1)実施方法
採択された実施事業者は、環境省が別途契約する請負者の指示の下、応募により提案いただいた取組内容に主体的に取り組んでいただきます。また、請負者がその取組の支援を行います。
※環境省が別途契約する請負者とは、令和4年2月中旬頃に公告を予定している「サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業」の請負者となります。
※本事業は補助金ではありません。したがって、実際に取組を行う実施事業者は、請負者の支援を受けて熱中症対策を実施いただくことで、実際の取組に必要な費用を環境省が負担します。
(2)対象経費
環境省が負担する対象となる経費は、実際の取組や事業の実施のために直接必要な費用であって環境省が指定する費目(公募要領参照)に該当するものとします。
5.応募方法
公募要領に従って必要事項を記載の上、電子メールで御応募ください。電子メールの件名には「(実施事業者)サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業 応募書類」と明記してください(宛先は「8.提出及び問合せ先」を参照。)。
6.採択方法
応募の内容について有識者で構成される審査委員会において審査を行い、審査結果を踏まえ、環境省で採択し、採択結果について応募いただいた実施事業者に御連絡します。なお、採択結果に関する質問にはお答えいたしかねますので、予め御了承ください。
7.スケジュール
令和4年1月28日(金) 募集開始
2月25日(金) 募集締切り(17:00まで)
3月中旬 採択(予定)
採択後速やかに支援の開始(予定)
8.提出及び問合せ先
環境省大臣官房環境保健部環境安全課
担 当:中川、﨑枝、飯島
メール:netsu@env.go.jp
電 話:03-3581-3351(内線6174)
9.添付書類
・【公募要領】サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業に関する実施事業者に係る公募について
・【応募申請書】サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業に関する実施事業者に係る公募について
・【質問と回答】サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業に関する実施事業者に係る公募について
連絡先
環境省大臣官房環境保健部環境安全課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8261
- 課長太田志津子(内線 6350)
- 課長補佐中川 正則(内線 6359)
- 主査﨑枝 京子(内線 6351)