令和３年度西之島総合学術調査報告会の開催について

１．背景

西之島は孤立性が高い海洋島であり、極めて人為的影響の少ない自然環境が存在します。環境省では、平成25年以降の火山活動の影響を受けた西之島の状況を把握するため、令和元年に西之島に上陸し、鳥類、昆虫、植物等に関する調査を実施しました。しかし、令和元年12月以降の火山活動により、生態系が維持されていた旧島の全てが溶岩又は火山灰に覆われ、溶岩による新たな大地が形成されました。原生状態の生態系がどのように遷移していくのかを確認することができる世界に類のない科学的価値を有する西之島の適切な保全に向けて、令和３年７月と９月にドローン等を用いて陸域と海域の現状を確認する調査を行いました。本報告会では、陸上生物と海洋生物について調査後のデータ解析を踏まえた最新の西之島の様子を御報告します。

２．日時

令和４年２月３日（木）15:00～15:50

３．場所

本報告会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本報告会事務局（一般財団法人自然環境研究センター）が運営する動画チャンネルでライブ配信を行います。視聴希望の方は以下のURLから御視聴ください。なお、御視聴いただくYouTube配信は、ライブ配信のみとなり、後刻視聴いただくことはできませんので、御了承ください。

【令和３年度西之島総合学術調査報告会　YouTubeチャンネル】

https://www.youtube.com/watch?v=NHDrNuBusHY

４．報告内容（予定）

（１）令和３年度西之島総合学術調査の概要

（２）西之島の海洋生物について

（３）西之島の陸上生物について

５．取材について（報道機関向け）

報告会は動画チャンネル上でライブ配信を行うため、現場での取材の受付はいたしておりません。上記URLから御視聴ください。