報道発表資料
環境省では、このたび、着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的として調査を実施する海域を選定しましたので、お知らせします。
1.概要
我が国では、2050年カーボンニュートラルの実現とともに、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減することとされており、削減目標の実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の活用が求められている。再生可能エネルギーの最大限の活用に向けては、導入ポテンシャルの高い洋上風力発電の導入を促進することが重要です。
そこで環境省では、令和4年度から、今後導入が見込まれる海域において環境影響評価手続における準備書の作成に必要な調査として、文献調査、ヒアリング調査、現地調査(希少猛禽類、渡り鳥、一般鳥類、生態系(重要な自然環境のまとまりの場)、海生生物等を想定。配置計画等が不明な段階であるため、騒音、景観等の現地調査は除く。)を実施し、取りまとめた情報をデータベースから事業者や地方公共団体に提供することで、現在設置が検討されている着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的として、情報収集を実施する海域の公募を行いました。
審査した結果、下記の海域を実施海域として選定しました。
なお、この公募は、令和4年度予算の成立等を前提に手続きを行っています。
2.公募期間
令和3年11月16日(火) ~ 同年12月20日(月)
3.選定海域
応募者 |
海域 |
山形県 |
山形県遊佐町沖 |
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8236
- 課長西村 学(内線 6230)
- 課長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
- 課長補佐會田義明(内線 6235)
- 担当河田 悠(内線 7245)