報道発表資料
鹿児島県出水市における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内１例目、家きん国内２及び３例目）を受けて、環境省・鹿児島県･出水市が連携して、令和３年11月12日（金）から同年11月16日（火）の５日間、野鳥監視重点区域内における現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
１．調査期間
令和３年11月12日（金）～同年11月16日（火）の５日間
２．調査結果
鹿児島県出水市における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内１例目、家きん国内２及び３例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等７か所において、環境省・鹿児島県･出水市が連携して生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
（参考）野鳥緊急調査で観察された鳥類
| 検査優先種 | 種数 | 種類 |
| 検査優先種１ | ７種 | オシドリ、ヒドリガモ、カイツブリ、ノスリ、ハヤブサ、マナヅル、ナベヅル |
| 検査優先種２ | ２種 | マガモ、ホシハジロ |
| 検査優先種３ | ９種 |
カルガモ、コガモ、オオバン、アオサギ、カワウ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ |
| 合計 | 18種 |
※検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（参考情報参照）。
３．今後の対応
野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長東岡 礼治（内線 6470）
- 室長補佐村上 靖典（内線 6675）
- 係長庄司 亜香音（内線 6473）
- 担当宮澤 結有（内線 6477）