報道発表資料

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2009年04月01日
  • 地球環境

「平成20年度京都メカニズムクレジット取得事業」の結果について

 京都議定書の削減約束を達成するため、環境省及び経済産業省は、平成18年度から独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に委託し、京都メカニズムを活用してクレジットを取得する事業を実施しております。この度、NEDOがクレジット取得契約の締結について公表いたしましたので、お知らせいたします。

1.
京都議定書目標達成計画(平成17年4月閣議決定。平成20年3月全部改定)において、国内対策に最大限努力してもなお京都議定書の約束達成に不足する差分(基準年総排出量比1.6%)については、「補足性の原則を踏まえつつ、京都メカニズムを活用したクレジットの取得によって確実に対応することが必要」とされております。このため、環境省及び経済産業省は、平成18年度からNEDOに政府のクレジット取得を委託し、京都メカニズムクレジット取得事業を開始いたしました。
2.
本事業の実施に当たっては、京都議定書目標達成計画において、「クレジットを取得するに際しては、?リスクの低減を図りつつ、費用対効果を考慮して取得すること、?地球規模での温暖化防止、途上国の持続可能な開発への支援を図ること」とされており、これを踏まえて、平成20年度に合計で約3,208.7万トン(二酸化炭素換算)のクレジット取得契約を締結いたしました。
 なお、平成19年度までの総契約量は2,301.7万トン(二酸化炭素換算 ※変更契約分を含む。)ですので、事業開始以降の総契約量合計は、5,510.4万トン(二酸化炭素換算)となります。
注)
平成21年3月30日においてNEDOとチェコ共和国環境省との間で締結されました契約(4,000.0万トン(二酸化炭素換算))につきましては、平成21年4月1日より発効するため、平成21年度契約案件として扱われます。
3.
クレジット取得契約の詳細等につきましては、NEDO発表資料「平成20年度京都メカニズムクレジット取得事業の結果について」(別紙)をご参照ください。

(参考)
 ○「平成20年度京都メカニズムクレジット取得事業の結果について」(NEDO発表資料)

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表:03-3581-3351
室長:高橋 康夫(内線6737)
補佐:河村 玲央(内線6769)
担当:宇都 正昭(内線6796)

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