滋賀県の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陰性について

滋賀県彦根市で、１月３日（日）に回収され、遺伝子検査で陽性となったオオバン１羽（別紙No.33）の死亡個体について確定検査を実施したところ、本日、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されなかった（陰性）旨の報告がありました。
　このため、１月８日（金）に指定した野鳥監視重点区域は解除します。

１．経緯

１月３日（日）

・滋賀県彦根市でオオバン１羽の死亡個体を回収

１月８日（金）

・国立環境研究所で遺伝子検査を実施した結果、死亡個体からＡ型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応

・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化

１月14日（木）

・鳥取大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されなかった（陰性）

・１月８日（金）に指定した野鳥監視重点区域を解除

野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル３」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。

（１）　鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。

（２）　周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、「野鳥との接し方について」に十分留意されるようお願いします。　　　https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf

【参考情報】

環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。