平成21年2月23日
水・土壌
「里海シンポジウムin赤穂」の開催について(お知らせ)
環境省では、平成19年6月に閣議決定された21世紀環境立国戦略において、今後1、2年で重点的に着手すべき環境政策として位置付けられた豊饒の「里海」の創生を図るため、平成20年度から里海創生支援事業に取り組んでおります。
その一環として、赤穂海岸の里海創生を支援していくためのシンポジウムを兵庫県及び兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会と共催で開催します。
なお、本件は、兵庫県と同時発表しています。
1.開催趣旨
赤穂海岸においては、平成20年度里海創生支援事業を活用し、地域の各種主体の緊密な連携のもとで、失われつつある生物生態系を回復させるための取組が進められようとしています。
本シンポジウムでは、里海に係る第一線の研究者による基調講演や里海活動事例の紹介を通じて、赤穂市とその周辺地域の住民の「里海づくり」への意識を高めるために必要な情報を発信するとともに、西播磨における里海づくりのあり方について意見交換を行い、人と海のかかわり方を考えます。
2.開催概要
- 日時:平成21年3月14日(土)13:30〜16:40(開場13:00)
- 場所:赤穂文化会館 小ホール 赤穂市中広864
- 参加費:無料
- 定員:200人(定員に達し次第、申し込みを締め切らせて頂きます。)
- 主催:環境省、兵庫県、兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会
- 後援:赤穂市、相生市
3.進行プログラム(予定)
- ■開会挨拶
- (13:30〜13:40)
- ■基調講演I
- (13:40〜14:05)
- 「里海の考え方」
- 松田 治 広島大学名誉教授
- ■基調講演II
- (14:05〜14:30)
- 「干潟の大切さ」
- 木幡 邦男 国立環境研究所水土壌圏環境研究領域長
- ■事例紹介
- (14:30〜15:20)
- 「西播磨における里海づくりの取組」
- 兵庫県農政環境部自然環境課
- 「スナメリのすむ御崎の海をめざして」
- 赤穂市立御崎小学校
- ■パネルディスカッション
- (15:30〜16:40)
- 「西播磨の里海づくり −人と海とのかかわり−」
-
- ◇コーディネーター
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- 松田 治
- 広島大学名誉教授
- ◇パネリスト
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- 木幡 邦男
- 国立環境研究所水土壌圏環境研究領域長
- 横山 正
- 千種川圏域清流づくり委員会
- 中川 俊一
- 相生湾自然再生学習会議
- 横山 嘉人
- 赤穂化成株式会社
※上記内容は現時点での予定です。発表者の都合等により、プログラムの一部を変更する場合があることを御承知置きください。
4.参加の申込方法等
- 申込先:兵庫県農政環境部自然環境課
- 電子メール shizenkankyo@pref.hyogo.lg.jp
TEL 078-362-9084 FAX 078-362-3069
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
(直通03-5521-8317)
室長:尾川 毅 (6660)
室長補佐:正賀 充 (6661)
主査:篠田 宗純(6666)
担当:三輪 憲史(6665)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成21年2月2日
- 「里海シンポジウムin七尾湾」の開催について
- 平成21年1月19日
- 「里海シンポジウムin志摩」の開催について(お知らせ)