令和2年2月14日
再生循環

Newドギーバッグアイデアコンテストの開催について

 環境省は、食べきれなかった料理を持ち帰ることを身近な文化として広め、利用者の自己責任、またお店との相互理解のもとで、飲食店等における持ち帰りの実践を促す社会的な機運醸成を図ることを目的とし、環境省、消費者庁、農林水産省及びドギーバッグ普及委員会の共催で、「Newドギーバッグアイデアコンテスト」を開催します。
 コンテストでは、「ネーミングの部」「パッケージデザインの部」の2部門について作品を募集します。お料理を残さず持ち帰りおいしくいただくことによって、食品ロスの削減の推進を図るため、たくさんの御応募をお待ちしております。なお、作品の受付開始は3月上旬を予定しております。

1.目的

 食品ロスの削減については、2015年に国連において取りまとめられた持続可能な開発アジェンダ(SDGs)を踏まえ、我が国として、食品ロスの発生量を2030年度までに2000年度比で半減するとの目標の達成に向け、取組を進めています。昨年10月には「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号)が施行され、食品ロスの問題に対する社会の認知度は高まっており、その削減に向けた社会的な機運が高まっています。

 外食産業は、食品ロス発生量の約20%(133万トン)を占めていますが、その削減には小盛メニューの導入や需要予測精度の向上等の事業者側の取組に加え、利用者側の意識や取組が重要です。また、食べ残しの削減には、まずは利用者が食べきれる量を注文し、提供された料理を食べきるようにし、仮に食べきることができなかった場合でも、外食事業者の説明をよく聞いた上で、自己責任の範囲で料理を持ち帰ることができることが重要です。

 食べきることができなかった料理の持ち帰りは、我が国においても、かつてはいわゆる「折り」や「折り詰め」といった文化がありましたが、近年は一般的に行われているとはいいがたい状況です。一方、欧米においては、持ち帰り容器は、国によって様々な名称で呼ばれていますが、いわゆる「ドギーバッグ」として一般的に認知され、利用されています。

 そこで、国内でも、持ち帰りに関する留意事項を十分に理解して希望する方が、食べきることができなかった料理について、自己責任で持ち帰ることを身近な習慣として広め、利用者とお店の相互理解のもとで、飲食店等(ホテル等の食事の提供を伴う事業を実施している事業者を含む。以下同じ。)における持ち帰りの実践を促す社会的な機運醸成を図ることを目的として、環境省、消費者庁、農林水産省、そしてドギーバッグ普及委員会の共催で、「NEWドギーバッグアイデアコンテスト」を開催します。お料理を残さず持ち帰りおいしくいただくことによって、食品ロスの削減の推進を図るため、たくさんの御応募をお待ちしております。

 

2.応募受付期間

・令和2年3月上旬~令和2年5月15日(金)(予定)

 ※近日中に特設サイトを公開

・結果の公表は6月頃を予定しています。

 

3.主催

環境省、消費者庁、農林水産省、ドギーバッグ普及委員会

 

4.応募対象

以下の2部門について、ご提案を募集します。複数の部門にまたがりご応募をいただくことも可能です。

 

■部門①:ネーミングの部

 「ドギーバッグ」の名称は、家で待つ飼い犬のため(と言い訳をして)持ち帰るということに由来するといわれています。しかし、せっかく提供された料理は、自分や家族のために堂々と持ち帰りたいものです。そこで、その気持ちをわかりやすく伝えるため、「飲食店等で食べきることができなかった料理を持ち帰る行為」についての新しいネーミングを募集します。

■部門②:パッケージデザインの部

 実際に利用者が持ち帰るために、持ち帰りやすく、魅力的なデザインで、かつ、衛生面にも配慮された持ち帰り用のパッケージデザインを募集します。

 

5.応募資格

■部門①

 どなたでも御応募いただけます。

■部門②

 以下の2区分で募集を行います。

  一般の部(プロアマ問わずどなたでも応募いただけます。)

  子供の部

 

6.応募方法

 環境省食品ロスポータルサイト内の特設サイト(下記URLご参照)より御応募いただきます。

応募フォームは3月上旬に追加し公開予定です。

 募集内容の詳細については、別添「実施要綱(案)」をご参照下さい。ただし、内容については、今後変更される可能性があります。応募受付を開始する3月上旬までに確定版を特設サイトにおいて公開予定です。)。

<特設サイト>

URL:http://www.env.go.jp/recycle/foodloss/contest.html

 

【お問合せ先】

※コンテストの開催については以下の三省庁へ、コンテストへの応募に関してはドギーバッグ普及委員会へお問い合わせください。

環境省 環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室

担当:和田、氏家

電話番号:03-6205-4946(直通)

消費者庁 消費者教育推進課

担当:戸川、湯川、橋本

電話番号:03-3507-9244(直通)

農林水産省 食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室

担当:三浦、佐藤、河原崎

電話番号:03-6744-2066(直通)

ドギーバッグ普及委員会

ホームページ:https://www.doggybag-japan.com/

お問合せ窓口:https://www.doggybag-japan.com/contact

添付資料

連絡先

環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-6205-4946
  • 室長冨安 健一郎(内線 6831)
  • 課長補佐和田 直樹(内線 7862)
  • 担当氏家 広大(内線 6828)