平成21年2月3日
自然環境
里なび全体セミナー「里地里山の保全再生と活用 〜持続可能な未来のために〜」の開催について(お知らせ)
環境省では、平成21年2月20日(金)に、南青山会館(東京都港区南青山5-7-10)で、「里なび全体セミナー 里地里山の保全再生と活用〜持続可能な未来のために〜」を開催いたします。
セミナーへの参加は無料ですが、先着申し込み制のため、事前申し込みが必要です。
電話、FAX、電子メールにてお申し込みください。
1.開催趣旨
里地里山は、日本の原風景であるとともに、日本の生物多様性にとっても重要な地域である。里地里山で日本人は、農林漁業を営み、持続可能な技術を磨くとともに、食文化や祭りなど生活文化を育んできました。
しかしながら、現在では、高齢化、過疎化、人々の生活の変化によってその自然環境が荒廃しつつある。しかし、里地里山は、持続可能な社会を形成していくうえで重要な地域で、その保全・再生を国民全体で図っていく必要があります。
里なびでは、平成19年度から、これまで20回の研修会(予定2回を含む)を通じて、各地域での里地里山の保全再生に向けた具体的な課題を整理し、その解決に向けた方策について取組を進めてきました。
このセミナーでは、研修会を開催した地域の団体の代表者や一般参加者に対して、里地里山の保全再生、活用に向けた考え方、マネジメントなどについて、具体的な事例を踏まえて広く学び発信する場として開催します。
2.開催日時、会場
- (1)日時:
- 平成21年2月20日(金)10時から17時(開場9時30分)
- (2)会場:
- 農林水産省 共済組合南青山会館 新館2階大会議室
(東京都港区南青山5-7-10)
3.プログラム
- (1)開会
- (2)基調講演
- 「今の日本に必要な里地里山の視点とは」
あん・まくどなるど(国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット所長) - (3)活動紹介
- 「里なび中間報告 里地里山の課題・活動・方向性」
竹田純一(里地ネットワーク事務局長) - (4)特別講演
- 「里地里山の活用に向けたマネジメント」
宮林茂幸(東京農業大学地域環境科学部 森林総合科学科教授) - (5)各論セミナー
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- 「ラムサール条約COP10決議31『湿地システムとしての水田の生物多様性の向上』を地域にどう活かすのか」
岩渕成紀(NPO法人田んぼ 理事長) - 「地域住民とつくるエコツーリズム」
高木晴光(NPO法人ねおす理事長) - 「草地の生物多様性と農家・市民協働による保全活用」
高橋佳孝((独)農業・生物系特定産業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター主任研究官)
- 「ラムサール条約COP10決議31『湿地システムとしての水田の生物多様性の向上』を地域にどう活かすのか」
4.参加方法
- 参加費無料
- 先着申し込み制です。定員(60名)になりましたら締め切らせていただくことがあります。電話、FAX、電子メールで、お名前、参加者数、連絡先(電話、FAX,電子メールのいずれか)をお知らせください。
なお、下記ホームページからも参加申し込みができます。
【里なび】http://www.satonavi.go.jp/
5.お申込み・問い合わせ先
財団法人水と緑の惑星保全機構・里地ネットワーク事務局
TEL:03-5404-4846 FAX:03-5404-4847
E-mail:h20@satonavi.go.jp
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
TEL:03−5521−8274(直通)
03−3581−3351(代表)
課長:渡邉 綱男(内線 6430)
課長補佐:櫻井 洋一(内線 6435)
担当:青木龍太郎(内線 6482)