報道発表資料

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2009年01月23日
  • 自然環境

『世界湿地の日』について(お知らせ)

 世界の湿地の保全を目的としたラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)が1971年2月2日に採択されたことを記念して、毎年2月2日は「世界湿地の日(World Wetlands Day)」とされています。この日にちなみ、2月2日の前後に、行政機関、NGO、市民団体など様々な団体により、湿地の価値に対する認識を高めるためのイベント(自然観察会や講演会等)が開催されますのでお知らせいたします。 

1.世界湿地の日とは

 1971年2月2日にイラン・ラムサールにおいてラムサール条約が採択されたことを記念し、毎年2月2日は「世界湿地の日」と定められています。この日の近辺では、世界各地において湿地に関連するイベント等が企画されており、普及啓発の促進が期待されています。

2.今年のテーマ「上流-下流:湿地が皆をつないでいる」

 ラムサール条約事務局では毎年「世界湿地の日」のテーマを定めており、今年のテーマは「上流-下流:湿地が皆をつないでいる」です。湿地が周辺の環境の中で果たしている、洪水の緩和、地下水涵養、貯水、水質の改善、生物多様性の保全、魚類の生息場所の提供等の役割、また、湿地が直面している、都市化による影響、水不足等の問題を考えながら、流域規模での管理のあり方をテーマとして、全ての関係者の河川流域管理への参加を呼びかけるものです。

3.別添資料

・別紙1:
イベント一覧(環境省に寄せられた情報のうち主なものに限る。)
・別紙2:
ラムサール条約の概要
(注)
「世界湿地の日」についてはラムサール条約事務局が運営する以下のウェブサイト(英語)に詳細の説明があります。
http://www.ramsar.org/wwd/wwd_index.htm

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
電話番号 03-5521-8284(直通)
03-3581-3351 (代表)
課長:星野 一昭(6460)
補佐:西山 理行(6475)
係長:尼子 直輝(6468)

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