平成21年1月22日
総合政策

平成20年度環境保全研究成果発表会の開催について

 環境省は、平成20年度環境保全研究成果発表会を平成21年2月26日(木)に開催します。
 本発表会は、[1]公害防止等試験研究費により関係府省の試験研究機関等が行う公害の防止並びに自然環境の保護及び整備に関する試験研究、及び[2]環境技術開発等推進費(競争的研究資金)により行われる広く産学官の英知を活用した環境研究・技術開発のうち、平成19年度に終了した4課題について、その研究成果の発表を行うものです。
 それぞれの研究成果を広く国民の皆様、民間企業、行政機関等に公表することにより、環境保全に関する試験研究及び関連施策の一層の推進を図ります。
 皆様の御参加をお待ちいたしています。

1.日時

平成21年2月26日(木)15:00〜17:00

2.場所

ニッショーホール(日本消防会館) 5階 大会議室
 東京都港区虎ノ門2−9−16 (案内地図 別紙1)

3.発表プログラム(予定)

開会

15:00-15:05
○ 開会あいさつ
環境省総合環境政策局総務課環境研究技術室長
立川 裕隆

研究発表

15:10-15:35
日本沿岸海域地球化学図による有害元素等のバックグラウンドと環境汚染評価手法の高度化に関する研究
独立行政法人産業技術総合研究所
今井 登
15:35-16:00
健全な湖沼生態系再生のための新しい湖沼管理評価軸の開発
独立行政法人国立環境研究所
高村 典子
16:00-16:25
水環境に見出される医薬品の排出段階における物理化学処理
京都大学大学院
田中 宏明
16:25-16:50
気中アスベストの位相差顕微鏡自動計数システムの開発
柴田科学株式会社
斉藤 恒生

閉会

 1発表時間は質疑応答も含め25分程度を予定しています。各発表課題の概要につきましては(別紙2)をご参照下さい。また、当日は簡単なアンケートを実施いたしますので、ご協力願います。
 なお、発表者の都合等により、プログラムの一部を変更する場合があることをあらかじめ御了解下さい。

4.参加の申込方法

 申込書(別紙3)に必要事項をご記入の上、2月24日(火)17時までに、下記あて電子メールにてお申し込み願います。後日、事務局より登録完了のお知らせを送信しますので、当日はその返信メールの写しを持参し受付にご提出下さい。参加費無料、定員100名程度です。
 なお、お申し込みが定員に達した場合、お断りすることがありますので、あらかじめ御了解ください。

(申込先)
社団法人国際環境研究協会 環境保全研究成果発表会事務局 宛
e-mail: h-saiki@airies.or.jp
 取得した個人情報は、本成果発表会の傍聴の登録を受け付けた旨の連絡及び 当日受付用のリスト作成に利用し、この目的以外で利用することはありません。(ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます。)

5.お問い合わせ先

社団法人国際環境研究協会 環境保全研究成果発表会事務局 担当:斉木
〒110-0005 東京都台東区上野1-4-4
TEL: 03-5812-2105, FAX: 03-5812-2106

参考

(1) 公害防止等試験研究費の概要
 環境省設置法第4条第3号の規定に基づき、関係府省及びその試験研究機関が実施する公害の防止並びに自然環境の保護及び整備に関する試験研究費を公害防止等試験研究費として環境省が一括して予算計上し、その配分を通じて国の環境保全に関する試験研究の総合調整を図るものである。
 平成19年度においては、8府省26試験研究機関等において、64課題の試験研究を実施した。
(2) 環境技術開発等推進費の概要
 公募方式により広く産学官の英知を活用した環境研究・技術開発の課題の提案を募り、優秀な提案に対して研究開発を支援することにより、環境研究・技術開発の推進を図るものである。
 具体的には、平成19年度においては、[1]次世代の環境保全技術の基礎となる知的財産を蓄積するための「基礎研究開発」、[2]対応が急がれる技術の開発を行う「実用化研究開発」、[3]複数の環境問題を統合的に扱うことにより、ベストミックスの効果が期待される「統合型研究開発」、[4]若手研究者による「フィージビリティ・スタディ研究」、[5]喫緊の課題である「アスベスト飛散抑制対策に資する技術開発」及び[6]我が国が重点的に進めるべき研究課題等をあらかじめ提示した「戦略的研究開発領域」の各研究開発領域を対象とし、6つの研究開発領域において34課題の技術開発を実施した。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局総務課環境研究技術室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8239
室長:立川 裕隆(内線6241)
室長補佐:山根 正慎(内線6243)
担当:影沼澤 稔(内線6246)
担当:山口 絵里(内線6246)