平成31年3月5日
再生循環

~限りある資源を未来につなぐ。活動が加速!~"Re-Style パートナー企業"の新たな取組みが進行中!

 環境省では、「第四次循環型社会形成推進基本計画」に基づき、資源の大切さや3Rへの態度変容や行動喚起を促進するRe-Style事業を展開しています。
 このたび、Re-Style事業を通じて、環境省と民間企業が継続的に連携し、消費者へ3R等への理解と共感を広げていく新たなパートナーシップ"Re-Styleパートナー企業"において、新たな取組みがスタートしましたので、お知らせします。

1."Re-Styleパートナー企業"の取組みが加速!

 環境省では、「第四次循環型社会形成推進基本計画」(平成30年6月閣議決定)に基づき、"限りある資源を未来につなぐ。今、僕らにできること。"をキーメッセージに、サブカルチャーなどと連携した新たなコンテンツ発信等により、資源の大切さや3R(リデュース:省資源、ごみの発生抑制、リユース:シェアリングや長期の再使用、リサイクル:分別、資源の再生利用)への態度変容や行動喚起を促進するRe-Style事業を展開しています。(詳細は下記4参照)

 Re-Style事業を通じて、環境省と民間企業が継続的に連携し、消費者(国民)に向けて、"資源の大切さ"や"3R"への理解と共感を広げていく、新たなパートナーシップ

"Re-Styleパートナー企業"の参加企業(※)のうち、旭化成ホームプロダクツ株式会社と、株式会社タカラトミーにおいて、今般、新たな取組みがスタートしました。

 今後、「Re-Styleパートナー企業」では、参加企業の拡大を含め、消費者へ向けた、循環型社会への理解・共感を促進する様々な取組を展開していく予定です。

(※)2018年3月に、旭化成ホームプロダクツ株式会社、イオン株式会社、株式会社タカラトミー、

   ミヨシ石鹸株式会社(注)、ロート製薬株式会社が参加しています。

(注:2019年1月末をもって、ミヨシ石鹸(株)はRe-Styleパートナー企業を脱会しています。)

2.旭化成ホームプロダクツ株式会社の取組み

 旭化成ホームプロダクツ株式会社では、「Re-Styleパートナー企業」として、サステナブルハウスケアブランドである「フロッシュ」シリーズ(※)の食器用洗剤を通じて、お客様へ向けて、以下の活動を推進しています。

【詰め替え用の企画品化】

 同社では、詰め替え用の普及をさらに促進するため、パッケージに「Re-Style」ロゴを印刷したセット商品を、数量限定で販売しています。(一部店舗では終了しています。)

 いずれも、お得感がありながら、詰め替え用の選択(リデュース行動)に結びつくRe-Styleの趣旨に沿った内容となっており、「Re-Style商品」としてPR展開しています。
「フロッシュ食器用洗剤」のお客様はリピーターの方が多く、また環境意識の高い方も多いので、つめかえ用を使用する傾向があります。

(※)使用後は、自然界に存在する微生物によって水と二酸化炭素に分解され、ほぼ100%が自然に還る環境にやさしい台所洗剤です。ボトルは、地球環境を考えて設計されているほか、100%再生PETを使用しています。

【店頭PRの展開】

 より多くの消費者へ、Re-Styleを知っていただくため、小売業と連携して、消費者と商品をむすぶ店頭PRを支援します。

 連携小売業の店頭にて、Re-Style「PRボード」を設置し、「フロッシュ食器用洗剤」が、環境省「Re-Style商品」(詳細は下記5参照)であることをPRするとともに、Re-Styleの認知・共感に向けた活動を展開していきます。

3.株式会社タカラトミーの取組み

 株式会社タカラトミーでは、「Re-Styleパートナー企業」として、お客様へ向けて、以下の活動を推進しています。

【Webサイト連携】

 同社の環境活動等を紹介する「エコトイ」Webサイトに「Re-Style特集ページ」を新設して(www.takaratomy.co.jp/eco/activity/re-style.html )、子どもたちや親御様に向けて、Re-Styleの趣旨・目的を踏まえた3Rの大切さを紹介しています。

【環境に配慮したおもちゃの開発】

 同社グループの事業活動では、資源の有効活用と地球環境に配慮したおもちゃ「エコトイ」の開発に取り組んでいます。

 また、ガチャカプセル容器を従来サイズより小さくした「エコガチャ」(※タカラトミーアーツ)も「Re-Style商品」(詳細は下記5参照)として、流通向け新商品カタログ「ガチャインフォメーション」での訴求をはじめています。

(※)「エコガチャ」は、従来「65φ:200円」カプセルを、商品サイズに合わせたカプセルに縮小「48φ」した商品です。

【子どもたちへの訴求】

 環境イベントや学校への出張授業等では、子どもたちに向けて、3RやRe-Styleの訴求を推進しています。

 「エコプロ 2018」では、再生材を配合したプラレール「エコ直線(曲線)レール」のコーナーに「Re-Style商品」マークを表示して、リサイクルの仕組みを子どもたちに紹介しました。

4.(参考)Re-Style

 環境省では、循環型社会のライフスタイルを「Re-Style」として提唱して、その活動や取組の浸透を呼びかけています。

 また、3Rや限りある資源の大切さを多くの皆様に知ってもらうため、様々なコンテンツを発信する環境省Webサイトの名称としても活用し、全国で一体感をもった取組として推進しています。

 「限りある資源を未来につなぐ。今、僕らにできること。」を、キーメッセージに「3R」の取組を多くの方々に知ってもらい、自分たちの暮らしに取入れてもらうよう、環境の面だけではなく、歌やダンス、アニメや動画などのサブカルチャーなどと連携したコンテンツを発信し、楽しみながら3Rについて知り、循環型社会のライフスタイル「Re-Style」をはじめていただけるような情報をお届けしている取組みです。

5."Re-Style商品"

 環境省においても、各社の活動をRe-Style事業を通じてPRするとともに、パートナー企業各社の商品に活用いただくための「Re-Style商品」マークを限定提供し、その活動を支援しています。(※)

(※)「Re-Style商品」マークは、パートナー企業の商品のうち、リデュース(省資源)につながる商品やリサイクル商品など、消費者の3R行動に結びつく商品に対して掲示することで、消費者に対して、環境行動(3R行動)につながる消費選択を提案するものです。

連絡先

環境省環境再生・資源循環局総務課循環型社会推進室

  • 直通03-5521-8336
  • 循環企画係長田中道雄(内線 6807)