報道発表資料

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2019年02月19日
  • 大気環境

平成30年度環境技術実証事業ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第4回)の開催について

 平成31年3月1日(金)に平成30年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第4回)(以下「検討会」という。)を開催します。
 本検討会では、今年度実証した技術を取りまとめた実証報告書(案)について審議します。なお、本検討会は、一部非公開で行います。

1.第4回検討会開催の御案内

開催日時   平成31年3月1日(金) 13:30~15:30

開催場所   東京スクエアガーデン 6階 京橋環境ステーション内

中央区立環境情報センター 研修室2

〒104-0031東京都中央区京橋3丁目1番1号

TEL 03-6225-2433 

https://eic-chuo.jp/access/

議題(予定)

(1)前回議事録の確認

(2)今年度の実証対象技術について

※ 報道発表資料(https://www.env.go.jp/press/105872.html)を参照。

(3)実証報告書(案)の検討について 【非公開】

(4)その他 【非公開】

2.検討会の傍聴

 傍聴希望の方は、件名を「平成30年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)第4回検討会傍聴希望」としていただき、住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号を明記の上、平成31年2月26日(火)17時必着で、下記3.の連絡先まで電子メール又はFAXにてお申し込みください。お申し込みは、傍聴希望者1人につき1通とします。

 傍聴可能人数は10名を予定しています。傍聴希望者が10名を超えた場合は、抽選となる場合がありますので御了承ください。

 なお、本検討会のうち、議題(3)実証報告書(案)の検討について、(4)その他及びこれらの議題に関する資料は非公開として取り扱います。そのため、議題(2)の終了後、傍聴者の方々には、退出していただくことになりますので、あらかじめ御了承ください。

3.傍聴希望の連絡先

特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 実証機関事務局 担当 宮崎

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29番20号

TEL/FAX 03-3391-7836

E-mail geohpajs@geohpaj.org  

URL http://www.geohpaj.org/

(参考)背景・経緯

(1)環境技術実証事業について

 環境技術実証事業は、既に実用化された先進的環境技術の環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能(以下「環境保全効果等」という。)を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に当たり、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。 (https://www.env.go.jp/policy/etv/)

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証試験を行っています。

(2)地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システムについて

 地中熱等(地下水・河川・下水等の熱を含む)は、冬季は外気よりも温度が高く、夏季は外気より温度が低いという特性を有することから、その温度差を利用するヒートポンプ空調システムは、外気を熱源とする空冷式ヒートポンプよりも効率的に建築物の冷暖房を行うことができます。

 また、以下の2点で人工排熱低減に役立ち、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されます。

①夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)のように室外機から冷房排熱を外気中に放出せず、地中等に放出するため、外気中への排熱量が低減されます。

②地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、原理的に空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)と比べて消費電力量が少ないため、省エネルギー化された分、排熱が低減されます。

連絡先

環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8296
  • 室長酒井 雅彦(内線 6550)
  • 室長補佐望月 敦史(内線 6551)