報道発表資料

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2009年01月08日
  • 保健対策

個人情報の流出について

 環境省が平成20年度に実施している「大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査」で収集した個人情報の流出が判明した。

1.現時点で流出したことが判明している個人情報 (※詳細については、現在調査中)

下記の小学校の児童の氏名、住所、生年月日、小学校名
八戸市(4小学校)214人分
秋田市(5小学校)328人分
岐阜市(12小学校)800人分 計1,342人分

2.流出した原因

 本調査の業務委託先である(株)ジイズスタッフが、当該データ入力を外部委託し、その外部委託先のコンピュータからファイル交換ソフト(Share)を通じてインターネット上に流出したものと推定される。

3.流出が判明した経緯

1月1日
秋田県に匿名でファクシミリにてインターネット上の掲示板に情報が流出しているとの掲示があるとの通報
1月7日
15:00秋田県より環境省に情報提供
16:10(株)ジイズスタッフに調査を指示
1月8日
15:00(株)ジイズスタッフより情報流出の事実を確認したとの連絡

4.現在の対応

詳細な原因究明のため、株式会社ジイズスタッフの外部委託先で使用したコンピュータの使用停止及び保全
流出したおそれのある情報の把握

5.今後の対応

流出した情報に関係する方、自治体、教育委員会、小学校への状況説明、謝罪
本調査の手法を情報流出のおそれのない方法に再構築することを検討する

参考

環境保健サーベイランス調査

 地域人口集団の健康状態と大気汚染との関係を定期的・継続的に観察し、必要に応じて所要の措置を講ずるために平成8年度から毎年度実施。平成19年度調査の調査対象は、全国39自治体の3歳児及び6歳児。調査対象者は、3歳児は約9万2千人(回答者は約7万5千人)、6歳児は約8万9千人(回答者は約7万4千人)(平成20年度調査分については集計中)。

問い合わせ先
環境省総合環境政策局環境保健部企画課保健業務室
室長 森口 裕
室長補佐 渕岡 学
電話 03-5521-8256(直通)
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課保健業務室
室長 森口 裕
室長補佐 渕岡 学
電話 03-5521-8256(直通)