報道発表資料

平成30年8月21日
大気環境
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平成30年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証対象技術の選定について

 環境省は、平成30年度環境技術実証事業について、ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の実証機関である特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会による審査を経て選定された実証対象技術1件を承認しました。
 今後、実証計画に沿って、実証試験を今年度末までに実施し、実証報告書をとりまとめます。

 平成30年度環境技術実証事業ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)において、本年5月29日(火)から実証対象となる技術を募集したところ、「実証単位(A)システム全体」に係る1件の応募がありました。

 応募のあった技術について、実証機関である特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会は、実証要領に示された要件と実証可能性を審査の上、技術実証検討会での検討・助言を踏まえ、実証対象技術として選定し、環境省はこれを承認しました。実証対象技術は、下表のとおりです。

 今回承認した実証対象技術については、実証計画に沿って、今年度末までに実証試験を実施し、実証報告書を取りまとめます。

実証単位

実証対象技術

実証申請者名

(A)システム全体

長野県岡谷市の株式会社ダイワテック本社における

地中熱利用冷暖房システム

株式会社

ダイワテック

<問い合わせ先>

 特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 実証機関事務局  担当 宮崎

 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29番20号 パシフィックアークビル5F

 TEL/ FAX  03-3391-7836  

 E-mail    geohpaj@geohpaj.org

 URL    http://www.geohpaj.org/

参考(背景・経緯)

  環境技術実証事業は、既に実用化された先進的環境技術の環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能(以下「環境保全効果等」という。)を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に当たり、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。(http://www.env.go.jp/policy/etv/)

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証試験を行っています。

 本分野における実証試験の詳細については、環境省環境技術実証事業ウェブサイトに掲載している「ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)実証要領(http://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)」で御確認ください。 

※ 地中熱等(地下水・河川・下水等の熱も含む)は、冬は外気よりも暖かく、夏は外気よりも冷たいという特性を有することから、地中等を熱源とするこの空調システムは、外気を熱源とするものと比べ、冷暖房時のポンプや圧縮機の消費電力量を低減させることができ、空気(外気)を熱源とするものよりも効率よく建築物の冷暖房を行うことができます。

また、以下の2点で人工排熱低減に役立ち、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されます。

(1)夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房装置)のように室外機による排熱を外気中に放出せず、空調機器等からの熱を地中等に排出するため、外気中への排熱量が低減されます。

(2) 地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、原理的に空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房装置)と比べて消費電力量が少ないため、省エネルギー化された分、排熱が低減されます。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通 03-5521-8297
代表 03-3581-3351
室長   酒井 雅彦(内線 6550)
室長補佐 望月 敦史(内線 6551)

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