報道発表資料

平成30年6月8日
総合政策
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(仮称)天神丸風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、8日、徳島県で計画されている「(仮称)天神丸風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(オリックス株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 本事業は、徳島県美馬市、名西郡神山町及び那賀郡那賀町において、最大で総出力144,900kWの風力発電所を設置するものである。
 環境大臣意見では、(1) 特定植物群落及び自然度の高い植生が分布する範囲を対象事業実施区域から除外した上で、動植物及び生態系への影響について予測及び評価を行い、重要な自然環境のまとまりの分断を回避すること。(2)ツキノワグマ、キリシマイワヘゴ及びツルギテンナンショウについては、専門家の助言を踏まえつつ、生息範囲及び生育場所を可能な限り把握し、影響が想定される範囲を対象事業実施区域から除外すること。(3) 主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で、フォトモンタージュを作成し、景観への影響について予測及び評価を行い、重要な眺望景観への影響を回避又は極力低減すること。(4) 「剣山スーパー林道」を中心に、登山道、遊歩道、休憩所等、これらの主要な人と自然との触れ合いの活動の場の直接改変を原則回避すること等を求めている。

1.背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を対象事業としており、環境大臣は、事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
 今後、経済産業大臣から事業者であるオリックス株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。

※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。

2.事業の概要

・事業者   オリックス株式会社

・事業位置  徳島県美馬市、名西郡神山町及び那賀郡那賀町(事業実施想定区域面積 約2,990ha)

・出力    最大144,900kW(2,300~3,450kW程度×42基)

3.環境大臣意見

 別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続

・平成30年4月23日  経済産業大臣から環境大臣に意見照会

・平成30年6月8日  環境大臣から経済産業大臣に意見提出

添付資料

連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表   03-3581-3351
直通   03-5521-8237
調整官  坂口芳輝(内6238)
室長補佐 伊藤史雄(内6233)
担当   若松佳紀(内6248)

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