平成30年2月13日
大気環境

平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)技術実証検討会(第3回)の開催について

 平成30年2月23日(金)に平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)技術実証検討会(第3回)(以下「検討会」という。)を開催します。
 本検討会では、今年度実証した技術を取りまとめた実証報告書(案)について審議します。なお、本検討会は原則公開で行いますが、実証報告書(案)に関する議題は非公開で行います。

1.第3回検討会開催の御案内

開催日時  平成30年2月23日(金) 16:15~18:00

開催場所  鉄鋼会館 705号室

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-2-10

URL http://www.tekko-kaikan.co.jp/access/access.html

議題(予定)

(1)テーマ自由枠について

(2)ISO-ETVにおける国際対応について

(3)平成30年度実施要領の改定について

(4)今年度選定した実証対象技術※1について

  ※1 報道発表資料(http://www.env.go.jp/press/104831.html)を参照。

(5)その他

2.検討会の傍聴

 本検討会は、公開で行いますが、議題「(4)今年度選定した実証対象技術※1について」の一部、「(5)その他」及びこれらの議題に関する資料は、非公開として取り扱います。そのため、議題(4)の途中にて傍聴者の方々には、退出していただくこととなりますので、あらかじめご了承ください。傍聴希望の方は、件名を「平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)第3回検討会傍聴希望」としていただき、住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス及びFAX番号を明記の上、平成30年2月21日(水)17時必着で、下記3.の連絡先まで電子メール又はFAXにてお申し込みください。お申込みは、傍聴希望者お1人につき1通とします。

 また、傍聴可能人数は10名を予定していますので、傍聴希望者が10名を超えた場合は、抽選となる場合があります。抽選の結果、傍聴いただけない場合にはその旨を連絡します。

3.傍聴希望の連絡先

一般財団法人 建材試験センター 経営企画部 調査研究課 担当 伊藤、滝口

〒340-0015 埼玉県草加市高砂2丁目9番2号アコス北館Nビル

TEL 048-920-3814       FAX 048-920-3821

E-Mail heat_etv@jtccm.or.jp

URL http://www.jtccm.or.jp/biz/etv/heat/tabid/448/Default.aspx

(参考)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、その環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図ることを目的とするものです。また、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。(http://www.env.go.jp/policy/etv/)

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「建築物外皮による空調負荷低減等技術」※2の実証試験を行っています。

 ※2「建築物外皮による空調負荷低減等技術」とは、建築物(事務所、店舗、住宅など)に設置・施工ができる外皮によって室内冷房負荷の低減等をさせ、人工排熱を減少させる技術です。代表的なものとして、窓ガラスの遮蔽性能を向上させ日射熱の侵入量を抑制させる「窓用日射遮蔽フィルム(窓用日射遮蔽コーティング材)」などがあります。

 また、平成22年度以降に実証対象とした技術として、建築物の屋根・屋上に敷設し、蒸発潜熱により屋根・屋上表面温度を低下させる「屋根・屋上用保水性建材」があります。

 これらの技術は、既存の建築物に適用が可能であること、大規模な工事を必要としないこと、屋上緑化等の技術と異なり建物への荷重が問題とならないこと等の理由により、他のヒートアイランド対策と比較して導入が容易な技術といえます。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通 03-5521-8297
代表 03-3581-3351
室長 田路 龍吾(内線6550)
室長補佐 石関 延之(内線6551)