持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第5回会合の開催について
第5回会合を開催します。今回は、
[1] 企業・業界団体のSDGsの取組紹介として、日本経済団体連合会ほかより御発表いただいた上で、
[2] SDGsを自社ビジネスに結び付けた先進的な活動を行っているオランダRoyal DSM社 フェイケ・シーベスマCEO兼取締役会長を招き、グローバル社会におけるSDGsと企業の中長期的なビジネス戦略について御講演いただきます。
[3] その上で、SDGsの達成に向けた我が国における課題や方向性について構成員・参加者を交えて議論を深めます。
1.開催趣旨
平成27年9月に開催された国連持続可能な開発サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030アジェンダ)の中核をなす「持続可能な開発目標」(SDGs)は、2030年に向けて国際社会が目指す目標としての共通言語になりつつあり、国内外における関心はますます高まっています。
ステークホルダーズ・ミーティングは、環境側面からのSDGsの実施を推進するために、民間企業や自治体、NGOなどの様々な立場から先行事例を共有して認め合い、さらなる取組の弾みをつける場として開催するものです。
今回は、最初に企業・業界団体のSDGs最新動向として、経団連のSociety5.0の実現を通じたSDGsの達成を柱とした企業行動憲章の改定について御紹介いただきます。
続けて、グローバル企業としてSDGsをいち早く自社の経営戦略に取り入れた事業活動を行っているオランダRoyal DSM社 フェイケ・シーベスマCEO兼取締役会長をお招きし、SDGsやパリ協定を受けた同社の中長期的なビジネス戦略について御講演をいただきます。
最後に、SDGsの達成に向けた我が国における課題や方向性について構成員・参加者を交えて議論を深めます。
2.会議概要
名称 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第5回会合
日時 11月29日(水)13:00~15:00
場所 東海大学校友会館 阿蘇・朝日(霞が関ビル35階)
アクセス http://www.tokai35.jp/staticpages/index.php/acc-000
定員 200名程度 ※一般公開
言語 日本語・英語(同時通訳)
参加費 無料
主催 環境省
共催 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
議題 ※予定
(1)SDGsに関する国内外の動向について
(2)企業・業界団体のSDGsの取組について
※経団連ほかより取組の御紹介をいただく予定です。
(3)グローバル社会におけるSDGsと企業の中長期戦略について
※フェイケ・シーベスマ氏(Royal DSM社 CEO兼取締役会長)より講演いただく予定です。
<構成員・傍聴者を交えた意見交換>
3.傍聴申し込み方法
傍聴希望の方は、以下IGESのウェブサイトから11月28日(火)10時までにお申し込みください。席に余裕がある場合、期限後も申し込みを受け付けます。詳細はウェブサイトで御確認ください。
申込受付サイト:https://www.iges.or.jp/jp/sgc/20171129.html
なお、環境省では、環境負荷削減の観点から審議会等の資料のペーパーレス化を推進しています。今回の会合の資料は、当日、会場内にスクリーンを設置して投影することとし、印刷物の配布は行わないこととさせていただきます。11月28日(火)10時(予定)までに上記ウェブサイトに資料を掲載致しますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日御持参いただく等、ペーパーレス化への御協力をお願い致します。なお、掲載時期が変動した場合は御了承ください。
会場内には、無線LANのアクセスポイントも御用意しておりますが、数に限りがあり、周囲の電波環境、回線の利用状況等により、通信速度の大幅な低下や、通信自体が御利用いただけなくなる場合があります。会場から上記ウェブサイトにアクセスし掲載された資料を閲覧される場合には、御自身で通信環境を御用意いただくことを推奨いたします。
4.取材について
当日取材を御希望の方は、IGES 山下宛(outreach-info@iges.or.jp、046-855-3854)にメールか電話で事前に御連絡ください。事前に申し込まれた場合には、会合冒頭の頭撮りに限って写真撮影などを行うことが可能です。
(参考)
フェイケ シーベスマ氏
-
2016年より、カーボン・プライシング・リーダーシップ連合(CPLC)共同議長
-
CPLCは2015年11月に発足したカーボンプライシングの導入を推進する政府、国際機関等、企業が参加する国際的な連携枠組み。もう1人の共同座長はカナダ・マッケナ環境・気候変動大臣
-
2017年より、世界銀行 クライメート・リーダーに選出
-
世界銀行クライメート・リーダーは、2016年1月に世銀から公表された政府・ビジネス・金融・市民社会における気候変動行動を促す啓蒙活動にキム世銀総裁と共に従事するリーダー。フェイケDSM会長のほか、コフィ・アナン前国連事務総長及びクリスティアナ・フィゲレス前UNFCCC事務局長の3名が選出
-
Royal DSM社は、ビジネス誌『FORTUNE』が2017年に発表した、社会に貢献することで好成績を上げている「世界を変える企業」において第2位に選出。また、同社は事業で利用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す企業が参加する国際的なイニシアチブである「RE100」にも加盟
-
プレスリリース「DSM、「Dow Jones Sustainability World Index」に14年連続で選定」
持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング 構成員
※敬称略、順不同
氏名 |
所属 ・ 役職 |
|
構成員 |
||
1 |
有馬 利男 |
一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事 |
2 |
福田 加奈子 |
住友化学株式会社CSR推進部長 |
3 |
関 正雄 |
損害保険ジャパン日本興亜株式会社CSR室シニアアドバイザー 明治大学経営学部特任准教授 |
4 |
星野 智子 |
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)運営委員 |
5 |
薗田 綾子 |
株式会社クレアン代表取締役社長 |
6 |
藤田 香 |
株式会社日経BP社日経エコロジー編集 日経BP環境経営フォーラム プロデューサー |
7 |
川廷 昌弘 |
株式会社博報堂広報室CSRグループ推進担当部長 |
8 |
小田 亜紀子 |
独立行政法人国際協力機構(JICA)企画部 参事役 |
9 |
竹本 和彦 |
国連大学サステイナビリティ高等研究所 所長 |
10 |
蟹江 憲史 |
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 |
11 |
田崎 智宏 |
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 循環型社会システム研究室 室長 |
12 |
下田 康晴 |
横浜市温暖化対策統括本部 本部長 |
13 |
遠藤 健太郎 |
内閣府地方創生推進事務局 参事官 |
14 |
甲木 浩太郎 |
外務省国際協力局地球規模課題総括課長 |
15 |
福島 健彦 |
環境省地球環境局国際連携課長 |
ファシリテーター |
||
1 |
森秀行 |
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)所長 |
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際連携課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8243
課長 福島 健彦(内6760)
課長補佐 福井 陽一(内6747)
担当 松藤 佑介 (内6799