平成29年8月29日
自然環境

象牙在庫把握キャンペーンの開始について

 8月31日(木)から、象牙の国内市場の更なる管理強化のため、全形を保持した象牙の国内在庫の把握を目的とした「象牙在庫把握キャンペーン」を開始しますのでお知らせいたします。

1.趣旨・背景

 近年、アフリカでは象牙の採取を目的としたゾウの密猟や象牙の密輸があることから、国際的に象牙の管理強化が求められています。

 日本では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)に基づき、外国為替及び外国貿易法により象牙の商業的な輸出入は原則禁止されており、また、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(以下、「種の保存法」)により、象牙の譲渡し等(売買、貸し借り等)が規制されてきました。また、近年、象牙が日本へ大規模に密輸入されているという情報はなく、日本での象牙の利用がアフリカゾウの密猟に影響しているとは考えられませんが、平成29年6月2日に、象牙を取り扱う事業者に対する規制の強化(現行の届出制から登録制への変更、更新制の導入、罰則強化等)を含む、種の保存法の改正が行われました。

 日本国内には過去に合法的に輸入された多数の象牙が存在しており、その多くは個人が所有しているため、その全体量が把握できていないのが現状であり、全形を保持した象牙の国内在庫を把握することが必要です。

 これを踏まえ、象牙の管理を厳格に行うことを目的として、「象牙在庫把握キャンペーン」を開始します。

2.キャンペーン期間

 平成29年8月31日(木)より2年程度

3.キャンペーンの概要

 全形を保持した象牙の個人所有者に対し、チラシ及び広報紙により在庫把握を進めていることを周知し、あわせて種の保存法第20条に基づく登録を呼びかけます。今後様々な媒体を通じて広報を進めていく予定です。

○チラシ配布:添付チラシを環境省から全国の地方公共団体に配布し、各庁舎窓口への掲示・配置等を依頼

○広報紙掲載:環境省から地方公共団体に対し、登録を呼びかける文章の広報紙への掲載を依頼

4.キャンペーンに関する問い合わせ先

 象牙在庫把握キャンペーン事務局

 TEL:03-6659-4660(土日祝日を除く10時~17時)

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
直通 03-5521-8283
代表 03-3581-3351
課長    堀上 勝  (内線6460)
課長補佐  中島 慶次 (内線6465)
係長    木村 麻里子(内線6462)
係員    永瀬 拓  (内線6463)