平成29年4月13日
自然環境

サンゴ大規模白化緊急対策会議の開催について

 このたび、「サンゴ大規模白化緊急対策会議」を沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村)で開催します。
 環境省では、サンゴ礁生態系保全に向けて、平成28年3月に「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」を策定し、様々な関係者による総合的取組を促進しているところですが、平成28年夏季には、過去最大級の大規模な白化が発生しました。
 これを踏まえ、有識者や関係機関等が一堂に会し、白化の現状と白化対策に関する最新の知見を共有し、意見交換を通じて、緊急宣言を取りまとめます。
 環境省が、白化をテーマに、関係者が一堂に会する会議を開催するのは今回が初めてです。
 会議は公開で行い、広く一般の方も傍聴いただけますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

1.日程

平成29年4月23日(日) 10:00~17:15

2.場所

沖縄科学技術大学院大学 セミナールームB250(沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1)

  ※駐車場有り。那覇市内から送迎バスも用意します。

3.主催等

主催:環境省

共催:沖縄県、沖縄科学技術大学院大学、日本サンゴ礁学会サンゴ礁保全委員会(予定)

4.参加者

・会議参加者:有識者、関係省庁、関係地方自治体、日本サンゴ礁学会、地域関係者など

・傍聴参加者:一般公開・事前申込制100名まで

5.プログラム(予定)

10:00~10:05 開会挨拶 

10:05~10:15 サンゴ大規模白化緊急対策会議座長挨拶 土屋 誠氏(琉球大学名誉教授)

10:15~10:45 白化の現状に関する報告

・モニタリングサイト1000の結果報告(仮) 生物多様性センター

・石西礁湖の状況について(仮) 中村 崇氏 (琉球大学理学部准教授)

10:45~11:45 世界の動向に関する講演及び報告

・世界におけるサンゴ礁生態系の動向と今後の予測について(仮)

 山野 博哉氏(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター長)

・国際サンゴ礁イニシアチブの取組及びNOAA白化レポートについて(仮)

 木村 匡氏(自然環境研究センター上席研究員)15分

11:45~12:35 行動計画推進主体からの取組報告

 環境省、農林水産省、沖縄県、日本サンゴ礁学会サンゴ礁保全委員会

13:30~16:10 有識者からの白化への具体的な対策に関する報告

・金城 孝一氏(沖縄県衛生環境研究所主任研究員)

・中野 拓治氏(琉球大学農学部教授)

 /金城 健正氏(水土里ネットいとまん事務局長)

・中西 康博氏(東京農業大学国際食料情報学部教授)

・比嘉 義視氏(恩納村漁業協同組合)

・金城 浩二氏(有限会社海の種代表)

・鈴木 倫太郎氏(WWFジャパン サンゴ礁保護研究センター長)

・宮本 育昌氏(コーラル・ネットワーク事務局長)

・古川 恵太氏(笹川平和財団海洋政策研究所海洋研究調査部長)

16:10~16:50 意見交換 (座長:土屋 誠氏(琉球大学名誉教授))

17:00~17:10 会議の取りまとめ発表 

17:10~17:15 閉会挨拶

6.傍聴参加申込について

・本会議は公開で行います。

・傍聴参加をご希望の方は、下記申込先へE-mail又はFAXでお申し込みください。

・申し込みの際には、タイトルに「サンゴ大規模白化緊急対策会議傍聴参加希望」と明記し、氏名、所属、メールアドレス又はFAX番号の記載をお願いします。

・締め切りは、平成29年4月21日(金)12:00必着です。会場の都合上、申込者が多い場合は、先着順とさせていただきます。申込受付後に、参加の可否及び送迎バス(那覇市内発着予定)の時間等についてご連絡いたします。

7.取材について

・報道関係者の方は、お申込みの際に「報道関係者」と記載して下さい。また、撮影を希望の場合は、その旨を記載してお申し込みください。講演中の撮影はお控えください。

8.傍聴参加及び取材の申込先

160-0004 東京都新宿区四谷4-34-1新宿御苑前アネックスビル8F

株式会社オーエムシー コミュニケーション事業部 担当:浜野、毛利
TEL:03-5362-0117 FAX:03-5362-0121 E-mail:sango2017@omc.co.jp

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
TEL 03-5521-8274(直通)
  03-3581-3351(代表)
課長    奥田 直久(内線 6430)
課長補佐  岡野 隆宏(内線 6435)
担当    山崎 麻里(内線 6492)
環境省九州地方事務所
那覇自然環境事務所
TEL 098 -836 -6400
所長    西村 学
課長    速水 香奈