「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」の公表について
本年1月に「2016年度冬版L2-Tech水準表」を開示するとともに、同水準表に基づいてL2-Tech認証製品の募集を行いました。
このたび、メーカーから申請があった製品について、本制度が設置する審査・認証検討委員会の審査結果に基づき、環境省が認証した結果を「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」としてまとめましたので、公表します。
1.事業概要
パリ協定を踏まえて、日本は2030年までに26%の温室効果ガス排出削減を実現するために、エネルギー起源二酸化炭素の排出が極めて少ない、大胆な低炭素技術の普及・導入を進める必要があります。
環境省では、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらすL2-Tech※の普及促進を進めています。
これは、二酸化炭素排出削減につながる先導的低炭素技術に関する情報を整備しようというものです。また、国内外に発信して技術を導入する際の参考としていただき、大幅なエネルギー起源二酸化炭素の排出削減を推進し、低炭素社会の構築をめざそうというものです。
平成26年度より、L2-Tech情報の体系的な整理を行い、平成27年度からは認証制度として、二酸化炭素排出削減に最大の効果をもたらす設備・機器等について「L2-Tech認証製品一覧」としてまとめ、情報発信、普及を推進しています。
本認証制度は、日本法人が製造または販売する製品のうち、今回公表する「2016年度冬版L2-Tech水準表」に示す「L2-Tech水準」を満たすものについて、本制度が設置する審査・認証検討委員会の審査結果に基づき、環境省が認証するものです。
※先導的(Leading)な低炭素技術(Low-carbon Technology)
2.認証結果
以下に示す①~③の全てを満たす製品を認証の対象とし、該当する製品を製造または販売している日本法人を対象として公募し、このたび、920件を認証しました。
- L2-Tech水準表に掲載されている設備・機器等に該当する製品
- 発売済または2017年3月10日までに発売予定の製品
- 国内で製造または販売している製品
認証された製品には審査時点のL2-Tech水準が識別可能な認証が付与されます(2016年度冬版L2-Tech水準表に基づき認証された今回の認証製品は、L2-Tech 2016年度冬として認証されます)。
なお、結果詳細については、「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」を参照ください。
3.今後の予定
「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」は、公募期間とした平成29年1月13日~2月10日に応募があった製品について認証を行ったものです。今後は、「2017年度夏版L2-Tech認証製品一覧(仮称)」について、本年8月頃に対象製品の公募、審査を経て10月頃に公表する予定です。
更新履歴
2018/2/27 添付資料「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧(親型番選択表示)」を更新(Ver.1.01)。
2018/2/27 添付資料「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧(親・派生_全型番表示)」を更新(Ver.1.01)。
2018/2/27 添付資料「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」を更新(Ver.1.01)。
添付資料
- 2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧(親型番選択表示) [PDF 1.2 MB]
- 2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧(親・派生_全型番表示) [PDF 2.2 MB]
- 2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧 [XLSX 513 KB]
- L2-Tech認証制度 実施規則 ver1.3 [DOCX 230 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
室長 福島健彦 (内線6771)
室長補佐 峯岸律子 (内線6769)
担当 前野加代理(内線7759)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成29年1月13日
- 2016年度冬版L2-Tech水準表の公表およびL2-Tech製品情報の募集開始について