報道発表資料

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2016年06月10日
  • 地球環境

日中友好環境保全センター設立20周年式典等の結果について

 6月7日(火)、中国北京において、「日中友好環境保全センター設立20周年式典」が開催され、丸川環境大臣が出席しました。
 1996年に北京市内に開所した日中友好環境保全センターは、日本と中国の環境協力のプラットフォームであるとともに、中国及び東アジア地域における環境問題への取組の拠点として活動しています。式典は、丸川大臣及び陳吉寧(チン・キツネイ)・環境保護部長をはじめ、歴代の専門家や関係団体、企業など約300名の出席の下で盛大に執り行われました。
 また、丸川大臣は、陳吉寧・環境保護部長及び張建龍(チョウ・ケンリュウ)・林業局長とバイ会談を行いました。陳吉寧・環境保護部長とは、大気汚染対策をはじめ、中国との環境協力を一層進展させることについて合意しました。張建龍・林業局長とは、トキや渡り鳥等野生動物の保護における日中協力を一層促進することを確認し、自然環境分野全体に関する協力を促進するための覚書に署名しました。

1.日中友好環境保全センター設立20周年式典について

ⅰ)開催日:平成28年6月7日(火)

ⅱ)開催場所:日中友好環境保全センター(中国・北京)

ⅲ)主な出席者:

日本 

丸川珠代

環境大臣

濵地雅一

外務大臣政務官

竹下 亘

衆議院議員

北橋健治

北九州市長 他

中国

陳 吉寧

環境保護部長

黄 潤秋

環境保護部副部長 他

2.丸川大臣によるバイ会談の概要

(1)陳吉寧・環境保護部長とのバイ会談

7日、陳吉寧・環境保護部長との間でバイ会談を実施し、PM2.5問題をはじめとする大気汚染問題について、日中の自治体で協力を進める日中都市間連携協力を一層深めることや、原子力安全や除染後の環境回復について日本の経験等の情報共有を図っていくことを確認した。20周年式典を機に、中国との環境協力を一層進展させていくことで合意した。

(2)張建龍・林業局長とのバイ会談

8日、張建龍・林業局長との間でバイ会談を実施し、自然環境分野における日中協力の更なる推進について議論した。双方ともトキ及び渡り鳥等に関するこれまでの協力を高く評価しており、今後の更なる連携強化が必要である旨確認した。また会談後に自然環境分野の日中協力に関する包括的な覚書である「野生動植物及び生態系保護協力に関する日中覚書」に署名した。

添付資料1:20周年式典のプログラム

添付資料2:野生動植物及び生態系保護協力に関する日中覚書

添付資料

連絡先
環境省地球環境局国際連携課国際協力室
代 表:03-3581-3351
直 通:03-5521-8248
室 長:木野 修宏(6765)
補 佐:高橋雄一郎(6761)
担 当:土戸  周(7724)

環境省自然環境局野生生物課
直 通:03-5521-8353
課 長:奥田 直久(6460)
室 長:番匠 克二(6677)
補 佐:羽井佐幸宏(6685)

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