平成27年12月18日
地球環境

シンポジウム「地域から考える気候変動問題~将来の影響に「適応」するために in 熊本~」の開催について(お知らせ)

 気候変動問題を国民にわかりやすく理解してもらうことを目的として、平成28年1月22日(金)13:30~16:30(予定)、熊本県熊本市において、シンポジウム「地域から考える気候変動問題~将来の影響に「適応」するために in 熊本~」を開催致します。

 なお、参加には事前申込みが必要です。


1.概要

 我が国において、気温や水温の上昇、降水日数の減少などに伴い、農作物の収量の変化や品質の低下、漁獲量の変化、動植物の分布域の変化やサンゴの白化、さくらの開花の早期化などの気候変動による影響がすでに現れています。

 今後どのような温暖化対策を取ったとしても日本の将来の平均気温は上昇し、21世紀末に向けて気候変動の影響のリスクは高まると予測されており、温暖化が進むにつれて、自然災害、農業、自然生態系、健康など様々な面で深刻な影響が生じる恐れがあります。

 気候変動の影響に総合的かつ計画的に対処するため、本年11月末に政府として初の「気候変動の影響への適応計画」を閣議決定しました。本計画に基づき、政府、地方公共団体、事業者、国民などの各主体が地域の特性を踏まえてその対策に取り組んでいくことが重要となります。

 本シンポジウムでは、気候変動による地域への影響や実施されている対策を紹介し、九州地方・熊本県において今後どのような対策を進めていくべきか、一人ひとりにできることから考えます。

2.日程等

 日時:平成28年1月22日(金)13:30-16:30(予定)

 場所:くまもと森都心プラザ 5F プラザホール(参加者120名程度を想定)

〒860-0047 熊本市西区春日1丁目14番1号

アクセス: http://stsplaza.jp/information/access.html

 主催:環境省 

 共催:熊本県

3.プログラム

 開会挨拶

環境省 北沢 克巳 九州地方環境事務所所長(予定)

熊本県 坂本 孝広 環境生活部環境局長(予定)

 第1部 講演

 講演1

「気候変動による影響と適応について」 環境省 研究調査室

 講演2

「地球温暖化と水害、その対策(仮)」 小松 利光 九州大学名誉教授

 第2部 パネルディスカッション「地域から考える気候変動問題」

登壇者

  ファシリテーター:平石尹彦 地球環境戦略研究機関参与/前IPCCインベントリタスクフォース共同議長

  パネリスト(1):田中 律子 女優/NPO法人アクアプラネット理事長

  パネリスト(2):小松 利光 九州大学名誉教授

  パネリスト(3):栗原 めぐみ 熊本放送 気象キャスター/気象予報士

  パネリスト(4):田邉 裕正 くまもと温暖化対策センター理事長

  パネリスト(5):環境省 研究調査室

  パネリスト(6):熊本県立済々黌高等学校2年4組代表

4.参加申込

 参加料無料、事前申込制となっております。

 平成28年1月18日(月)までにウェブサイト(https://ssl.form-mailer.jp/fms/5362ad82403938)、Eメール(climate@gef.or.jp)またはFax(03-5825-9737)よりお申し込み下さい。

 ※参加募集は締切期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
直通: 03-5521-8247
代表: 03-3581-3351
 室長:竹本 明生 (内線6730)
 補佐:藤井 進太郎(内線6731)
 担当:千々松 聡 (内線6733)