平成20年8月18日
水・土壌
平成20年度里海創生支援海域の選定について(お知らせ)
平成20年度里海創生支援海域を選定いたしましたので、お知らせいたします。
環境省においては、21世紀環境立国戦略(平成19年6月策定)に位置づけられている豊饒の「里海」の創生を支援するため、本年度から3年間の計画で「里海創生支援事業」を実施しています。「里海創生支援事業」では、地方公共団体が地域と一体になって海域環境の保全や海との共生といった観点からの活動に取り組んでいる海域を「里海創生支援海域」として選定し、里海の創生を目指す活動を支援するとともに、里海づくりの参考となるマニュアルの策定の基礎となる各種データを収集採取することとしています。
このたび、以下の七尾湾、赤穂海岸、大村湾及び中津干潟の4海域を公募により選定しましたので、お知らせします。
対象海域 | 支援する活動名 | 活動の概要 |
---|---|---|
七尾湾 | 七尾湾里海創生プロジェクト |
地元自治体、住民、NPO団体、大学等が幅広く連携した持続的推進体制を構築し、七尾湾の豊かな自然と伝統文化の再評価、地域住民の里海リテラシー向上を図ることで、里海として創生を図るもの。 問合先:石川県環境部水環境創造課(076-225-1491) |
赤穂海岸 (播磨灘) |
千種川河口干潟のアマモを活かした里海づくり |
地元自治体、住民、NPO団体等の広範な主体の参加によるアマモの増殖活動等に取り組みつつ、里海として創生を図るもの。 問合先:兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課(078-362-9084) |
大村湾 | 地域連携による環境学習のあり方検討事業(スナメリとともにくらせる大村湾づくり) |
地元自治体、住民、NPO団体等の参加のもと、スナメリの観察会をとおして環境体験のあり方の議論を深めつつ、里海として創生を図るもの。 問合先:長崎県環境部環境政策課(095-895-2355) |
中津干潟 (周防灘) |
豊前海・中津干潟のササヒビをいかした里海づくり |
地元自治体、住民、漁協、NPO団体等の参加のもと、伝統漁法に着目しつつ、里海として創生を図るもの。 問合先:大分県生活環境部環境保全課(097-506-3117) |
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
(直通03-5521-8319)
室長:尾川 毅 (6660)
室長補佐:正賀 充 (6661)
主査:篠田 宗純(6666)
担当:三輪 憲史(6665)