（参考資料）平成８年度における各省庁の具体的取組事例

１．財やサービスの購入・使用に当たっての環境保全への配慮

（１）生産段階での環境負荷の少ない製品、原材料の選択

（イ） 再生品等の使用等
● ファイル等文房具の購入について可能な限り再生材料使用品を使用。

（２） 使用段階での環境負荷の少ない製品、原材料の選択

（イ） 省エネルギー型のOA機器等の導入等
● 平成８年度のパソコン増設・入替では新型機種にし、より消費電力の多いデスクトップ型を縮小、ノートブック型を導入。

（エ）低公害車等の導入等
● 低公害車の開発状況を踏まえ低公害車の導入について検討。

（３） その他環境負荷の少ない製品、原材料等の選択

（ア） 環境負荷の少ない製品、原材料の使用
● 事前にカタログ等を入手し、確認。

（４）環境負荷の節減のための資源利用の節約

（ア） 用紙類の使用量の削減
● 使用済用紙の裏面を可能な限り使用。
● 電子メール機能の拡充、電子掲示板機能の拡充等、庁内LANシステムの高度化を実施。

（イ） 公用車の台数見直し
● 使用実態を精査し、公用車台数の見直しが可能かどうか検討。

３．その他行政事務に当たっての環境保全への配慮

（１） 環境負荷削減のための資源・エネルギー利用の節約

（ア） 庁舎におけるエネルギー使用量の抑制等
● 庁舎におけるエネルギー使用量の抑制等を図るため空調設備・照明設備等について事務室段階におけるスイッチ等の適正管理を実施。
● 全省庁一斉退庁日（水曜日）の外に毎週金曜日及び俸給日の支給日を定期退庁日として設定。
● 水曜日には庁内放送により周知徹底と定時退庁を促進。
● 午後５時以降の会議は行わないよう指導。
● 夏期等有給休暇の計画的消化を一層徹底。
● 業務の見直しを行い超過勤務を縮減。

（ウ）公用車等の利用合理化等
● 公用車について車ごとの燃料使用量の調査を行う他定期的に車の整備を実施。
● 運転担当者に対し環境に配慮した運転方法を徹底するよう指導。
● 職員に対し相乗りの奨励等公用車の利用を効率化。

（２） 環境負荷の削減のための廃棄物の減量化、リサイクルの推進等

（ア） 廃棄物の量の削減、分別収集によるリサイクルの推進
● 再使用又はリサイクルしやすい製品を可能な限り購入。
● トナーカートリッジの回収を実施。

４． 環境保全に関する職員に対する研修等の実施

（１） 職員の環境保全意識の向上

（ア） 環境に関する研修及び情報提供の積極的実施
● 環境庁環境研修センターが計画する研修等への積極的な参加。
● �T種職員対象に隔年で環境に関するカリキュラムも含めた研修の実施予定。