環境省環境総合政策局環境影響評価の基本的事項に関する技術検討委員会

第4回「環境影響評価の基本的事項に関する技術検討委員会」議事概要


1.日  時 平成16年9月30日(木) 9:00〜12:00
2.場  所 フロラシオン青山 芙蓉(東の間)
3.議  題 関係者ヒアリング及び質疑
アンケート調査結果の報告
これまでの委員からの発言の整理及びそれに基づく議論
4.出席委員 鹿島委員、亀山委員、岸井委員、北林委員、須藤委員(座長)、田中委員、辻本委員、中越委員、森口委員、屋井委員
5.議事概要
 環境アセスメント関係者にヒアリング及び質疑応答を行った。ヒアリング対象は、東京都都市地球環境部環境影響評価課長  小野恒夫氏、財団法人日本自然保護協会理事 吉田正人氏。
 また、アンケート調査結果を報告するとともに、これまでの委員からの発言の整理を基に議論を行った。

「資料2−1」に基づく、東京都環境影響評価課長 小野恒夫氏によるプレゼンテーション

時間的な制約により、質疑は省略。

「資料2−2」に基づく、財団法人日本自然保護協会理事 吉田正人氏によるプレゼンテーション

以下の通り、委員からの質疑に対しヒアリング対象者から応答がなされた。

委員:ご指摘の「景観」は、自然環境と人と自然とのふれあいの両方の項目にまたがる概念と思うが、その場合、日本語の「景観」という文字が非常に限定的なイメージを与えていると思う。どういう形で捉えられるべきか具体的なご提案があればお教えいただきたい。
→おそらく「人と自然との豊かなふれあい」の中に景観が入っているので、かなり限定された捉え方をされてしまっている面はあると思う。田畑やため池や雑木林などがあるモザイクの景観を事業後もどのように残すのかということも含まれる評価がされるような、基本的事項の見直しを期待している。
 
委員:文化的景観、人間が関わった景観をどう評価するのか整理していくべき。生態系の予測評価に関して、典型性がそれぞれの機能、構造だと思っているが、典型性をより学術的に提案できるようなものがあるか。また、以前からNPOの代表がアセスの委員の席を確保すべきと考えるが、そのような準備はあるか。
→典型性について、例えば里山では水辺と森や農耕地などモザイクになっていることが特徴であり、両方の景観を必要とする生物、アカガエル、トンボ、ホタルなど、モザイク景観を構成する幾つもの生態系を必要とするようなものが選ばれるとよい。委員の件は、他の団体も含め、環境保護団体の中でということであれば、準備があると考える。
 
座長:計画アセスが必須であることや対象事業を増やすべきといった大事な意見をいただいたので、事務局は、その対応を整理の段階で考慮していただきたい。

「資料3アンケート調査結果の整理」及び「資料4これまでの委員からの発言の整理」に基づく議論

  委員からの主な意見の概要は次の通りである。(なお、議論は基本的事項を以下の4つに区切って進められ、以下の個々の意見等についてはその分類の中で出されたものである。従って、分類の内容と意見等の内容が必ずしも合致していない場合がある。)

[1]「第一 判定基準に関する基本的事項」について(資料4の1〜3ページ)

  特に意見なし

[2]「第二 環境影響評価項目等選定指針に関する基本的事項」のうち、「一 一般的事項」「二環境要素の区分ごとの調査、予測及び評価の基本的な方針」「三 環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法の選定に当たっての一般的留意事項」「四 環境影響評価の項目の選定に関する事項」について(資料4の4〜13ページ)

[3]「五 調査、予測及び評価の手法の選定に関する事項」「六 標準項目又は標準手法を踏まえて項目又は手法を選定するに当たっての留意事項」について(資料4の13〜23ページ)

[4]「第三 環境保全措置指針に関する基本的事項」及び「その他上記に分類しなかった発言」について(資料4の24〜35ページ)


<本件に関する問合せ先>
「環境影響評価の基本的事項に関する技術検討委員会」事務局
(環境省総合環境政策局環境影響評価課)
TEL:03−3581−3351 FAX:03−3581−2697
課  長  梶原 成元(内線6230)
課長補佐 和田 篤也(内線6238)