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全国の地域で行われている環境研究

サロベツ湿原と稚咲内湖沼群をモデルにした湿原・湖沼生態系総合監視システムの構築

研究代表者
: 冨士田 裕子
所属
: 北海道大学
関連地域
: 北海道 道北 サロベツ 稚咲内

我が国の多様な生態系の中でも淡水性の湿原や湖沼は、雨水、湧水、地下水、河川などの陸水を介して生態系が維持されるため、周辺部の土地利用等の人間活動の影響を特に受け易い特性を持っています。人間活動との調和を保ちつつ、これらの生態系を良好な状態で維持していくためには、気候・環境変動との関係を含む湿原・湖沼の形成史や、物理化学的環境と生物との相互関係、人為的影響などを解明したうえで、広域かつリアルタイムに変化を監視するシステムが必要となります。

そこで本研究では、北海道北部のサロベツ湿原と隣接する稚咲内砂丘林・砂丘間湿地と湖沼群をモデル地区として、湿原や湖沼を効率的かつ効果的に、長期にわたりモニタリングするための生態系総合監視システムを構築します。

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