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平成28年度環境研究総合推進費 研究成果発表会 環境研究の最前線

能登半島における里山・里海の恵みのわかちあい NEW

齊藤  修
( 国連大学サステイナビリティ高等研究所学術研究官 )
【 1-1303 】 生態系サービスのシナジーとトレードオフ評価とローカルガバナンスの構築

概要:

 本研究は、能登半島をフィールドに、多様な生態系サービスのインベントリー構築と各サービス間の相互作用を定量的に解明し、地域での生態系サービスの維持、保全のための政策として実施されました。


水をすくって生き物調査 −環境DNA研究で何がわかる?− NEW

高原 輝彦
( 島根大学生物資源科学部生物科学科 助教 )
【 4RF-1302 】 環境DNA技術を用いた生物分布モニタリング手法の確立

概要:

 本研究は、環境DNAによる生物分布や生物量の推定方法を開発し、河川、湖沼、ため池などの淡水域において、希少種、外来種などの生物分布範囲や移動分散範囲を抽出することに成功しました。


微細アスベストを迅速に検知できるタブレット蛍光顕微鏡の開発 NEW

黒田 章夫
( 広島大学大学院先端物質科学研究科 教授 )
【 5-1401 】 バイオ蛍光法によるアスベスト検出技術の実用化とナノ材料動態追跡ツールへの応用

概要:

 本研究は、アスベストを蛍光で可視化する蛍光顕微鏡を開発し、解体現場でのアスベストやナノ材料の検出法として実用化されました。その技術が高く評価され、平成28年度環境賞環境大臣賞が授与されました。


GPS衛星で水蒸気量の長期変動をとらえる NEW

藤田実季子
( 国立研究開発法人 海洋研究開発機構技術研究員 )
【 2RF-1304 】 水蒸気量変動の気候変化に関する研究

概要:

 本研究では、水蒸気量の変動が降水量に影響することから、GPS衛星による地域スケールの水蒸気量の変動を把握し、気候変動の予測に貢献しました。


災害廃棄物の再生資源化と復興事業との調和 −分別土砂の有効利用− NEW

勝見  武
( 京都大学大学院地球環境学堂 教授 )
【 3K133003 】 災害廃棄物分別土砂・篩下残渣の物性評価と、戦略的有効利用に向けた基準化

概要:

 本研究は、災害廃棄物処理の過程で排出される分別土砂の材料特性を明らかにし、復興資材等として有効活用するための提言やガイドラインを作成して環境行政に貢献しました。


再導入による希少鳥類の保全:トキ、コウノトリ、ヤンバルクイナの事例から NEW

永田 尚志
( 新潟大学 朱鷺・自然再生学研究センター 教授 )
【 4-1302 】 再導入による希少鳥類の保全手法の確立に関する研究

概要:

 本研究は、トキ、コウノトリ、ヤンバルクイナなどの絶滅危惧種を飼育・放鳥する再導入事業において、繁殖成功率や生存率に影響する要因を遺伝的特性も含めて解析し、再導入手法を確立しました。


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