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課題成果報告

4-1406 水草バイオマスの持続可能な収穫と利活用による湖沼生態系保全技術の確立
研究代表者
所属名・氏名
伴 修平
(滋賀県立大学)
実施期間(年度)H 26 ~H 28
近年、琵琶湖を含む日本各地の水域で水草繁茂による環境悪化が報告されるようになっている。しかし、これは過去に肥料として有効活用されていた水草が、化学肥料の台頭により利用されなくなったことに大きな原因がある。これを解決するには除去した水草の利用方法の確立が重要課題である。本研究では、過剰繁茂した水草類を根絶するのではなく、湖沼環境を健全に保つための適正な水草刈り取り基準を策定する。刈り取った水草バイオマスは嫌気発酵でバイオガス化し、排出される液分残渣に含まれる栄養塩を微細藻類バイオマスに変換することで有効活用を目指す。 これによって、湖沼環境の修復と保全に寄与し、自然資源の循環利用に貢献する。

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4-1406 成果報告スライド PDF ( 4,535 KB)

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