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課題成果報告

3K152013 リチウムイオン電池の高度リサイクル
研究代表者
所属名・氏名
阿部 知和
(本田技研工業(株))
実施期間(年度)H 27 ~H 28
排出量の急激な増大が見込まれる自動車用の廃リチウムイオン電池は再資源化処理時の環境負荷や消費エネルギーの低減に配慮が求められ、また有価な素材の含有量が少ないため再資源化のコストも課題となっている。本研究ではリチウムイオン電池の部品や材料を高精度に分離処理し、再資源化材料を高付加価値な製品に適用して経済性の改善に取り組む。電解液を焼却せず回収することで腐食性ガスによる設備ダメージをなくし、素材の劣化も避ける。回収素材を煩雑で高コストなレアメタルの抽出工程等を経ず水素吸蔵合金に再資源化しニッケル水素電池に利用する高付加価値な水平リサイクルを目指す。本研究の知見はリサイクル設計にも活用する。

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