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課題成果報告

2-1401 統合的観測解析システムの構築による全球・アジア太平洋の炭素循環の変化の早期検出
研究代表者
所属名・氏名
三枝 信子
((国研)国立環境研究所)
実施期間(年度)H 26 ~H 28
地球環境の変化を予測するため、気候変動に伴う炭素循環の変化を、早期に、かつ炭素管理の意思決定を可能にする精度で評価する手法が必要とされている。本研究は、多様な手法による CO2濃度の観測値と大気輸送モデルに基づくインバージョン解析により地域毎の炭素収支を推定する手法(トップダウン)と、地表での炭素収支の観測値を衛星観測やモデルを用いて広域化する手法(ボトムアップ)の統合により、炭素収支の全球分布をオぺレーショナルに評価する解析システムを構築する。 温暖化に伴い炭素放出が増加に転じる地域を特定し、その変化を早期検出することは、温暖化対策の緊急性を示し、持続可能な地球環境の実現に向けた貢献となる。

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