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課題成果報告


3K142004 ホタテガイ中腸腺を用いた廃電子基板からの貴金属回収技術の開発
研究代表者所属名・氏名	富田　恵一 ( (地独)北海道立総合研究機構 )	実施期間（年度）	H 26 ～H 27
ホタテガイの内臓（中腸腺）は道内の水産加工場から廃棄されているが、既存の研究により、このホタテガイ中腸腺が酸性下で貴金属類に対して強い吸着能と選択性を有していることを見いだしている。本研究において、各種廃小型家電に比較的高濃度に含まれる金およびパラジウムなどの貴金属に対して、ホタテガイ中腸腺を用いた分離回収プロセスに関する事業化に向けたパイロットスケールでの検討を行う。精錬遠隔地からの各種小型家電廃棄物に含まれる貴金属類を保管・輸送コストの削減のため濃縮減容化する新規技術を開発することにより、貴金属類の回収濃縮事業など新たな産業の創出および循環型社会の形成が期待できる。"

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