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課題成果報告

3K133008 光エネルギーを利用した廃液からの触媒的貴金属分離・回収技術の開発
研究代表者
所属名・氏名
木田 徹也
( 熊本大学 )
実施期間(年度)H 25 ~H 27
近年、先端技術産業における貴金属需要の高まりから、貴金属の将来的供給不安が懸念されている。そこで携帯電話などの廃電子機器が有望な貴金属源として期待され、それらからの効率的な貴金属の回収技術が求められている。本研究は、ポリ酸と界面活性剤を複合化した両親媒性の触媒を用いて、光照射によって廃液から貴金属のみを分離・回収する低コストかつ低環境負荷な技術の開発を目指すものである。触媒的に貴金属を回収することで薬品の使用量を低減でき、太陽光や室内光といった光エネルギーを有効利用することで電気エネルギーの削減につながる。これにより、リサイクル率の向上に寄与し、資源の有効利用・環境保全への貢献が期待できる。

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