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課題成果報告

2-1304 温暖化予測に関わる北極域土壌圏の炭素収支の時空間変動
研究代表者
所属名・氏名
串田 圭司
( 日本大学 )
実施期間(年度)H 25 ~H 27
北極圏は、温暖化の影響を地球上で最も強く受ける地域である。北極圏の土壌は、地球大気の二酸化炭素全体の2倍の炭素を持つ土壌有機物を含む。土壌有機物の分解が進むと大気の二酸化炭素濃度上昇をもたらす。どの程度の北極圏の土壌有機物分解が、今後の環境変化の下で進むかは、温暖化予測に大きく関わるが、未だ解明されていない。本研究では、アラスカとカナダの北極圏の広域植生変化(ツンドラでの灌木増加、原野森林火災、森林帯の北上、凍土環境)に対応した、広域での土壌有機物分解の評価、凍土地帯の土壌有機物分解速度、それらを加味したモデル解析により、温暖化予測に関わる北極域土壌圏の炭素収支の時空間変動を解明する。

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