ホーム > ネットde研究成果報告会 > D-1002 湖沼生態系のレトロスペクティブ型モニタリング技術の開発

課題成果報告

D-1002 湖沼生態系のレトロスペクティブ型モニタリング技術の開発
研究代表者
所属名・氏名
占部 城太郎
(東北大学)
実施期間(年度)H22~H24
湖沼堆積物には過去の生物群集や環境状態を物語る痕跡として、動植物プランクトンの遺骸や休眠卵、湖内や集水域に由来する多様な有機物が年代ごとの層となって保存されています。本研究は、複数の高山湖(羅臼湖、ニセコ大沼、みくりが池)と平地湖(阿寒湖、渡島大沼、木崎湖)を対象に堆積物を採集し、年代ごとに生物・化学情報を最新の分子生物学や有機物分析技術を利用して抽出し、各サブテーマの成果を比較することにより、人間活動が顕著となった過去100年間の湖沼生物群集とその変遷を把握します。また、高山湖と平地湖での成果を比較することで温暖化など広域的な変化要因と富栄養化など地域的な変化要因の影響の識別を行います。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF ( 4.98MB)

この記事について

いいと思う!   興味が持てた  

←ネットde研究成果報告会 一覧ページへ  ↑ページトップへ