ホーム > ネットde研究成果報告会 > C-1008 エピゲノム変異に着目した環境由来化学物質の男性精子への影響に関する症例対照研究

課題成果報告

C-1008 エピゲノム変異に着目した環境由来化学物質の男性精子への影響に関する症例対照研究
研究代表者
所属名・氏名
有馬 隆博
(東北大学)
実施期間(年度)H22~H24
環境由来化学物質のヒト性腺への影響が十分予想されますが、これまで評価技術の問題から、世界中で報告例はありません。本研究では、化学物質の生殖細胞、とりわけ精子数・量の異常やエピジェネティックな修飾異常に起因するインプリント異常との関連性を明らかにするため、飛行時間型質量分析計(T0F-MS)に高分解能ガスクロマトグラフ(HRGC)あるいは包括的二次元ガスクロマトグラフ(Comprehensive GC:GC x GC)を組み合わせ脂溶性化学物質の網羅的な解析を用い、ヒト精子の形態学的異常やエピジェネティックな修飾の異常と成人男性の化学物質曝露との関連について検証することを目指すものです。これにより、わが国におけるヒトへの環境由来化学物質長期曝露の実態と男性生殖細胞への影響に関する新しい知見を得ることが期待され、次世代社会の健康確保のための環境汚染対策に資するものです。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF ( 5.25MB)

この記事について

いいと思う!   興味が持てた  

←ネットde研究成果報告会 一覧ページへ  ↑ページトップへ