ホーム > ネットde研究成果報告会 > C-1006 妊婦の環境由来化学物質への曝露が胎盤栄養素輸送機能に与える影響の研究

課題成果報告

C-1006 妊婦の環境由来化学物質への曝露が胎盤栄養素輸送機能に与える影響の研究
研究代表者
所属名・氏名
柴田 英治
(産業医科大学)
実施期間(年度)H22~H24
近年、大気・海・輸入食品を介して受ける海外からの環境汚染の問題や、重金属やダイオキシン類のように環境中や生体内で分解速度の遅い化学物質の人体内蓄積による影響が危惧されています。胎児や小児の発育と発達に悪影響する環境要因を明らかにし、適切な環境基準を作成することが急務となっています。子宮内胎児発育遅延は周産期死亡率の増加、精神神経発達障害、将来の心血管疾患や糖尿病発症のリスク因子ですが、近年、重金属などの無機物質、ダイオキシン類、農薬などの環境由来化学物質の妊婦への曝露と子宮内胎児発育遅延との関連が報告されています。本研究の目的は、環境由来化学物質が胎盤栄養素輸送障害により子宮内発育遅延を発症するのか、また、その結果生じた胎児期の慢性低栄養状態が小児生活習慣病の発症に関与しているか否かを調べることです。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF ( 5.58MB)

この記事について

いいと思う!   興味が持てた  

←ネットde研究成果報告会 一覧ページへ  ↑ページトップへ