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課題成果報告

B-1005 環境基準項目の無機物をターゲットとした現場判定高感度ナノ薄膜試験紙の開発
研究代表者
所属名・氏名
高橋 由紀子
(長岡技術科学大学)
実施期間(年度)H22~H24
近年環境への関心は高くなっていますが、基準値が非常に低く機器分析頼りで、現場ですぐに結果が分からない、分析料金が高い等の問題があり、環境分析は限られた範囲に止まっています。環境分析をより身近なものとするために“だれでも、その場で、迅速に、基準値を超えているか否か判定できる”イオン検出用の高感度ナノ薄膜試験紙を開発します。有機比色試薬のナノ粒子から成る厚さ数百ナノメートルの薄膜が高感度化の鍵を握っており、既存のイオン試験紙の1000倍以上の感度をもつものが作製可能です。事業所での日常的な排水管理、汚染土壌調査、農産物等の大量スクリーニング、発展途上国での水質管理、学校用教材などへの利用が期待できます。

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