ホーム > ネットde研究成果報告会 > RF-0908 南西諸島のマングースの水銀濃縮解明に関する研究

課題成果報告

RF-0908 南西諸島のマングースの水銀濃縮解明に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
渡邉 泉
(東京農工大学大学院 共生科学技術研究院)
実施期間(年度)H21-22
 南西諸島における侵略的外来種であるジャワマングースは、貴重な生態系の保全のため、速やかな駆除が求められています。一方で、本種は地球環境汚染物質である水銀を高濃度で蓄積しており、これまで海生哺乳類などで認められつつも、詳細が末把握な「野生動物における水銀濃縮現象」を解明できる可能性を有しています。
 本研究では、本種の水銀濃縮メカニズムの解明に、細胞レベルでのアプローチと、生態系を通じた生物増幅の究明といった二方向から迫ります。その成果は、野生動物の化学物質蓄積、特に水銀蓄積の影響評価を行う時に有効となる新たな手法を提言できるとともに、南西諸島の希少種保護に貢献できると期待されます。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF (2,226KB)
資料
関連資料1 PDF (221KB)

この記事について

←ネットde研究成果報告会 平成22年度一覧ページへ  ↑ページトップへ