三光株式会社(鳥取県)

「処理」から「製造」へ経営と現場の意識改革

三光株式会社(以下、同社)は、産業廃棄物収集・処理事業から、廃プラスチック、紙くず、繊維くず等を原料としてRPF(Refuse Plastic & Paper Fuel)を製造・販売する事業へ参入を果たした。

同社は、多様な産業廃棄物収集・処理事業を手掛けるが、RPF製造は同社における第2の柱といえる事業である。当初は本業である産業廃棄物収取・処理事業の競争力を高めるため、廃棄物の減容化を目指し取り組みを開始したが、米国等で進むRPF利活用が、将来我が国でも普及することを見越して外販事業を目指すことにした。一見、廃棄物を処理するという点では類似事業に捉えられるが、それまで同社にとって「処理」の対象でしかなかった廃棄物を「製造」の原料として扱うためには、社内のプロセスの大きな変革を要した。RPF製造事業で成功したことで、その後のリサイクル事業の多角化や廃棄物収集・処理プロセスの熱電回収の取り組みを実施できた。同社の成長における大きな転換点となる事業開発であった。

同社の特徴ポイント

  1. 1.廃棄物収集・処理市場からRPF製造・販売市場に参入
  2. 2.既存事業の社内プロセスとして取り組んでいた「減容化」技術を、将来の市場拡大を見越して外販事業として立ち上げ
  3. 3.「処理」から「製造」へ意識を大改革