株式会社パナ・ケミカル(東京都)

「廃プラ」から「資源プラ」への転換で業界活性化

株式会社パナ・ケミカル(以下、同社)は、松下電工株式会社(現・パナソニック)の化学材料代理店として創業し、オイルショックをきっかけに廃発泡スチロールのリサイクル事業に参入した企業である。創業直後、オイルショックに見舞われ商品の仕入れが困難な状況に陥った際、築地市場の煙突から昇る煙を見て、発泡スチロールリサイクルをビジネスにすることを思いついた。

同社は、処理設備を排出者の負担でオンサイトに設置し、有償で処理後のプラスチックを買い取り、再生原料として香港や台湾に輸出するビジネスモデルを確立した。現在では発泡スチロールリサイクルで業界シェア80%を誇り、その他プラスチック類のリサイクル事業も展開している。

今後は、廃プラスチックの中でも一定基準や定義をクリアした品質の高いプラスチックを意味する「資源プラ」の概念が社会全体に普及することで、資源としての価値の認知や業界の活性化につながることを目指している。

同社の特徴ポイント

  1. 1.化材代理店から発泡スチロールリサイクル事業に参入、シェア8割を誇る
  2. 2.商社の立場でのリサイクルビジネスモデルを開発
  3. 3.「資源プラ」の普及啓発による、正しい価値の認知と業界の活性化