株式会社ニューテックシンセイ(山形県)

地域資源と子供への想いから、木製玩具に挑戦

株式会社ニューテックシンセイ(以下、同社)は、電子機器組立・保守事業から全くの異業種である木製玩具製造事業への参入した企業である。

同社は1980年の設立以来、電子機器組立・保守事業を手掛けてきた。しかし、電子機器業界の将来に危機感を覚えるとともに、「山形にいるからできること」を実現したいと考えるようになった。その結果、2011年に地域の規格外未利用材を原料とした木製組立ブロック玩具「もくロック」の製造を開始し、木工OEMの受注活動も展開するようになった。電子機器組立・保守事業で培ったミクロン単位の加工技術と、新たに開発した乾燥技術が商品化の礎となっており、異業種の技術を全く新しい分野にいかした事例である。

2015年に初出展した欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」で、環境に配慮して継続可能な商品を作る企業に贈られる「グリーン・アイテナリー賞」を受賞したことをきっかけに、国内外で注目を集め、販売拡大に成功している。

同社の特徴ポイント

  1. 1.電子機器組立・保守事業から、異業種である木製組立ブロック玩具の製造事業に参入
  2. 2.《子供に良いもの》×《山形の素材》という価値観に基づいた事業を構想
  3. 3.欧州最大級の展示会での受賞やメディア露出を契機に、海外30か国での販売に至る