株式会社エース・クリーン(北海道)

地域の未利用資源を“亜臨界水反応”で循環

株式会社エース・クリーン(以下、同社)は、廃棄物の収集・運搬・処分事業や浄化槽の設置・清掃・メンテナンスなどを手掛ける一方、亜臨界水反応技術を用いて地域の林産資源や未利用資源である木質バイオマスから肉牛向けの粗飼料「木質蒸煮飼料」を製造・販売する事業に参入した企業である。

同社の代表の中井英治氏は、亜臨界水処理技術と出会い、無価物(廃棄物)を有価物(資源)にする良い手段がないかと日々検討を重ねていた中で、「木を牛の餌にする」という文献を見つけ、それまでは全く縁の無い飼料製造という分野であったが、実証試験を行い事業化の可能性を見出した。同社は今後、白樺をはじめ様々な樹種を飼料化する事を目指し、また地域の林地残材なども利用し、オホーツク域内だけではなく、全国の林産事情で抱える課題を解決する事を目指し、亜臨界水処理技術を用いて、さらなる資源循環の拡大に貢献することを目指している。

同社の特徴ポイント

  1. 1.廃棄物処理関連事業から、白樺材などを用いた肉牛向け木質飼料製造事業に参入
  2. 2.「無価物を有価物に」というビジョンから亜臨界水反応技術と飼料製造を結びつける
  3. 3.将来や他者の事業も含む広範なビジョンを描くことで成長を実現