株式会社タクボ精機製作所(広島県)

低温排熱を回収・再利用できる低コストで高効率な熱交換器

株式会社タクボ精機製作所(以下、同社)は、眼鏡レンズ加工機器の製造・販売などを手掛けてきたが、独自に開発したプレート式熱交換器に大きな市場価値が潜むことを発見し、熱交換器事業に参入した。

同社は、祖業である眼鏡レンズ加工機器の生産工程の内製化に取り組む中で、塗装の乾燥工程を効率化するために熱交換器を開発した。この熱交換器は長年の間、自社生産設備に活用される以外では、一部を塗装乾燥炉メーカへのOEM部材として販売するに留まっていたが、地元金融機関に薦められて展示会に出展したことが事業化のきっかけになった。2011年に熱交換器事業部を設立し、自動車部品メーカでの水平展開や、口コミによる市場開拓に成功した。低温排熱回収・再利用が可能な同社の熱交換器は、高い省エネ効果と低コスト化で高い評価を受け、現在はさらなる販路開拓や用途開発に取り組んでいる。

同社の特徴ポイント

  1. 1.眼鏡レンズ加工機器製造の内製化を推進する過程で、高性能で安価な熱交換器を開発
  2. 2.展示会への出展を契機として、熱交換器の商品価値を確認し事業化
  3. 3.独自開発の伝熱プレートによる高い省エネ効果と低コスト化を実現