フジクス株式会社(神奈川県)

ウォータージェット工法技術を応用した事業拡大

フジクス株式会社(以下、同社)は、石油化学など重化学系プラントの設備保守事業で創業し、ビルや団地・マンション向けの配管洗浄事業に国内で初めて参入した企業である。創業時からの強みであるウォータージェット工法技術を核とした技術の応用による新規事業への挑戦を続けている。

近年では、「高圧洗浄」と同時に「除菌」と「消臭」の効果を提供する新しいサービスとして「管洗浄プラス®」を展開している。同技術は、2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の感染拡大の一因が、排水管を通じたウイルスの拡散にあるというWHO(世界保健機関)の発表を受け、同社が除菌洗浄ニーズの高まりを見出したことから着想した技術である。除菌効果と消臭効果に優れた弱酸性次亜塩素酸水を活用した同技術は、環境にも優しい配管高圧洗浄技術として特許を取得し、2013年には神奈川県などが主催する「かながわビジネスオーディション」で経営士会賞を受賞した。現在では、医療・介護施設等を中心に着実に受注件数を拡大している。

同社の特徴ポイント

  1. 1.重化学系プラントの保守事業から、マンション等配管洗浄事業へ参入
  2. 2.ウォータージェット工法技術の応用による用途開発や付加価値創出によって成長
  3. 3.ヒートアイランド対策に活用できるミスト噴霧システムや太陽光パネル洗浄装置などの環境商品事業も開始