株式会社イーエス総合研究所(北海道)

社内公募で新規事業立ち上げに成功

株式会社イーエス総合研究所(以下、同社)は、環境調査分析・計量証明事業などを長年手掛けてきたが、2004 年に土壌の重金属処理剤市場に参入した企業である。

同社は設立当初、「北日本ソイル株式会社」の名称で建設材料の品質管理試験を手掛けていたが、その後、環境調査分析・計量証明などの事業を手掛けるようになった。2003年に制定された土壌汚染防止法では、重金属等による土壌汚染について、それが自然由来であっても汚染除去が必要と示され対策が求められるようになった。その際、掘削土砂から重金属を吸着して除去するカルシウム系不溶化剤を、廃石膏ボードや廃ホタテの貝殻で製造・販売するという案が、新規事業として社内公募で挙げられた。この事業をビジネスチャンスと判断した同社は、技術開発の末、重金属土壌汚染対策が可能となる不溶化剤の製造、販売を新たな事業として立ち上げるに至った。

同社の特徴ポイント

  1. 1.長年にわたり環境調査分析・計量証明等を手掛けてきた企業が、重金属処理剤市場に参入
  2. 2.社内公募で「廃石膏ボードを使った不溶化剤の開発」が提案され、事業化を決断
  3. 3.材料や技術の開発に特化したユニークなビジネスモデルを構築