環境省総合環境政策グリーン購入法特定調達品目検討特定調達品目検討会平成12年度

資料1

特定調達品目検討委員会作業部会における検討状況について

1.作業部会の開催状況及び構成メンバー

 各作業部会の会合の開催状況(11月9日現在)は、以下のとおりである。

(1)第1作業部会(紙類、文具、機器)

○第1回(全体会合)   平成12年9月19日(火)
○第2回(紙類)   平成12年10月12日(木)
○第3回(文具)   平成12年11月2日(木)
○第4回(機器)   平成12年11月2日(木)

(2)第2作業部会(家電製品、OA機器、照明)

○第1回(全体会合)   平成12年9月21日(木)
○第2回(蛍光管)   平成12年10月16日(月)
○第3回(家電製品、OA機器、蛍光灯器具)   平成12年11月7日(火)

(3)第3作業部会(自動車、タイヤ)

○第1回(全体会合)   平成12年9月28日(木)
○第2回(自動車)   平成12年10月13日(金)
○第3回(自動車)   平成12年11月6日(月)

(4)第4作業部会(業務用衣服等)

○第1回(全体会合)   平成12年9月21日(木)

(5)第5作業部会(設備)

○第1回(全体会合)   平成12年9月29日(金)
○第2回(ソーラーシステム、燃料電池、生ごみ処理機)   平成12年10月24日(火)
○第3回(太陽光発電システム自転車)   平成12年10月26日(木)
○第4回(全体会合) 平成12年11月6日(月)

(6)第6作業部会(資材)

○第1回作業部会(全体会合)   平成12年10月3日(火)
○第2回作業部会(全体会合)   平成12年11月7日(火)

(7)第7作業部会(役務)

○第1回作業部会(全体会合)   平成12年11月1日(水)
○第2回作業部会(省エネ診断)   平成12年11月7日(火)

2.作業部会における検討状況

 各作業部会における検討状況は、以下のとおりである。

(1)第1作業部会(紙類、文具、機器)

ア 検討の進め方について
 検討を効率的に進めるため、第1作業部会を紙類、文具及び機器の3つのグループに分け、以後、個別に検討することとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 紙類については、第2回作業部会(10月12日)において検討し、第2回検討委員会(10月18日)に案を提示した。
  • ○ 文具については、第2回検討委員会に提示した検討対象品目について検討を進め、第3回作業部会(11月2日)において案を検討し、本日の第3回検討委員会に案を提示。
  • ○ 機器については、第2回検討委員会に提示した検討対象品目について検討を進め、第4回作業部会(11月2日)において案を検討し、本日の第3回検討委員会に案を提示。

(2)第2作業部会(家電製品、OA機器、照明)

ア 検討の進め方について
 第2作業部会を家電製品、OA機器及び照明の3つのグループに分け、以後、個別に検討することとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 蛍光ランプについては、第2回作業部会(10月16日)において検討し、第2回検討委員会に案を提示した。
  • ○ 洗濯機については、使用水量や省エネルギーに関して参考となる既存の基準が設定されていないこと等から現時点において基準の設定が困難であると判断し、今後とも引き続き検討を進めることとされた。
  • ○ OA機器については、第2回検討委員会に提示した検討対象品目について検討を進め、コピー機、パソコン、プリンタ、スキャナ及び磁気ディスク装置を対象品目として選定した。
  • ○ 家電製品(冷蔵庫、エアコン、テレビ、VTR)、OA機器(コピー機、パソコン、プリンタ、スキャナ、磁気ディスク装置)及び蛍光灯照明器具については、第3回作業部会(11月7日)において案を検討し、本日の第3回検討委員会に案を提示。

(3)第3作業部会(自動車、タイヤ)

ア 検討の進め方について
 第3作業部会を自動車(低公害車(電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車)、ガソリン車等一般自動車)及びタイヤの2つのグループに分け、以後、個別に検討することとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 自動車のうち低公害車については、第2回作業部会(10月13日)における議論を踏まえ、必要な修正を行った上で第2回検討委員会に案を提示した。
  • ○ タイヤについては、検討すべき課題も多いことから、「更正タイヤ」の業界団体を作業部会に加え、来年以降引き続き検討を進めることとされた。
  • ○ 一般自動車については、第3回作業部会(11月6日)における議論を踏まえ、必要な修正を行った上で、本日の第3回検討委員会に案を提示。

(4)第4作業部会(業務用衣服等)

ア 検討の進め方について
 第4作業部会を制服・作業服、インテリア・寝装、作業用手袋及び靴下の4つのグループに分け、以後、個別に検討することとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 第2回検討委員会に提示した検討対象品目について検討を進め、制服・作業服、作業用手袋、カーペット(織じゅうたん、ニードルパンチカーペット)及びカーテンを対象品目として選定。
  • ○ 靴下については、国等における調達実績が少ないこと、再生材料の使用や製品使用後の回収・再使用・再利用がほとんど行われていないことなどから基準の設定が現時点では困難であると判断し、今後とも引き続き検討を進めることとされた。
  • ○ 対象品目については、品目及び判断の基準に係る案を本日の第3回検討委員会に提示。

(5)第5作業部会(設備)

ア 検討の進め方について
 当面、太陽光発電、ソーラーシステム、生ごみ処理機及び燃料電池を検討対象品目の候補とし、具体的なグルーピング方法、各グループへの参画メンバー等について検討を進めることとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 検討対象品目として自転車を追加した。
  • ○ 第2回検討委員会に提示した検討対象品目及び自転車について検討を進め、太陽光発電システム、燃料電池及び太陽熱利用システムを対象品目として選定。
  • ○ 生ごみ処理機については、国等における調達の場合、庁舎食堂等の厨房機器として業務用生ごみ処理機の調達が想定されるが、対象となる品目は家庭用の生ごみ処理機に比べ、当該品目に係る技術的知見等が不十分であり、現時点では基準の設定が困難と判断し、今後とも引き続き検討を進めることとされた。
  • ○ 自転車については、短距離の移動手段(自動車の代替)として積極的に利用することが必要であり、そのための施策と併せて議論すべきとの意見が、また、目標の立て方についても、購入台数や購入割合ではなく、自動車から自転車への代替を示す指標が必要との意見が出され、引き続き検討を進めることとされた。
  • ○ 太陽光発電システム、燃料電池及び太陽熱利用システムについては、第4回作業部会(11月6日)において案を検討し、本日の第3回検討委員会に案を提示。

(6)第6作業部会(資材)

ア 検討の進め方について
 特定調達品目の候補になり得ると考えられる品目について各団体ごとに提案し、事務局において取りまとめを行った上で、その結果を踏まえ対象品目候補の選定を行い、具体的な検討を進めることとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 個別の品目及びその具体的基準については、引き続き検討することとされた。

(7)第7作業部会(役務)

 第2回検討委員会において、第7作業部会(役務)の設置について事務局より提案を行い了承されたことから、役務に関する検討を実施。

ア 検討の進め方について
 第7作業部会に参加する各団体から環境負荷の低減に係る取組の現状及び特定調達品目等に関する意見を聴取し、当面、印刷・製本業務、運送・配送業務、自動車整備業務、庁舎管理業務、フロン回収等の措置作業、省エネ診断役務、宿泊施設の提供及び会議等における飲食物の提供を検討対象品目(役務)の候補とし、以後、当該品目(役務)に関連する団体により個別に検討することとされた。
イ 個別の品目及び基準について
  • ○ 上記の検討対象品目(役務)について検討を進め、対象品目(役務)として納入印刷物を選定し、品目及び判断の基準に係る案を本日の第3回検討委員会に提示。